旧調査兵団本部14 ―女子力不足？ ページ9
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リヴァイは机に広げた書面を見ながら、無意識に小さく息を吐いていた。
エルヴィンから提示された、次回の壁外調査の概要―――
まだ、兵団内でこの話を聞いているのは自分だけだ
ハンジやミケにもまだ伏せてある
ある意味……、いや間違いなく無茶な作戦であることは間違いないだろう
成功する確率も、決して高いわけではない
敵がその作戦に乗ってくる確率も、……五分五分か。…いや、それ以下か……？
そして、どれだけの犠牲者を出すのか……
だが、アイツは必ずやる
そういうヤツだ………
その時、トントンとドアをノックする音がした。
「兵長。Aです」
「…入れ」
そう言いながら、リヴァイは広げていた書類をまとめると、引き出しの中へとしまった。
「仕事はどう？…紅茶淹れてきたんだけど、少し休憩する？」
「…あぁ。丁度、ひと段落したところだ。もらおう…」
そう言うと、リヴァイはかけていたメガネを外して、机の上に置いた。
Aはリヴァイの傍まで行くと、机の上にカップと紅茶の入ったポットをセットする。
リヴァイは独特の持ち方でカップを手に取り、一口紅茶を啜ると、
「……ぬるい」
「あ。ごめん。ハンジさん達と少し話してたから、冷めちゃった？？ポットのぶん足して」←
リヴァイはティーポットのふたを開け、おもむろに中を確かめる。
「…お前、…どんだけ茶葉入れてんだ？」
「え？…適当」←
「濃い過ぎるだろ」
「…も〜、細かいな……」
「お前が大雑把過ぎるんだ。…いい機会だから、今度ぺトラにちゃんと淹れ方教えてもらえ」
「…う……、わかったよ…」
そう、紅茶やコーヒーの淹れ方も、掃除も、洗濯も料理も……って、全部だな(汗)
間違いなく自分よりぺトラの方が上手い。
まあ、そんなことは今さら言われなくてもわかっているけど……
って、まさか、これって女子力不足！？←今頃気づいた(笑)
リヴァイにはガサツだって罵られっぱなしだし……
一つ屋根の下ぺトラと一緒にいるこの機会に、みっちり指導してもらったほうがいいのでは！？
え？？それって、何の為に……？？
何期待してんだろ、私………
もしかして、―――結………っ！？/////
そこまで考えて、Aは思わず顔を真っ赤にした。
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旧調査兵団本部15 ―妄想？→←旧調査兵団本部13 ―色恋沙汰
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まやや - Wwwハンジwwwwwアニメでは団欒の後に出てくるからそれがここでも生かされてる(?)面白い。ちょっとえちちな展開もいい。嫉妬しちゃう、第三者目線でしか見れないから。。つら (2020年10月24日 0時) (
レス) id: e7ac9c5abf (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ミーナさん» コメント感謝です！！嬉しいお言葉を、たくさんありがとうございます！！本当に嬉しすぎます(>_<)夢主を含め、リヴァイ班みんなの内面の葛藤などを少しでも書ければと思っております！続き頑張ります！！応援ありがとうございます！！ (2015年12月14日 22時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
ミーナ - 素晴らしいですね！！！大好きです！すごく大好きです！！頑張ってください！！！なんか、人間らしさ…？何かが出ていて感動します！ (2015年12月14日 19時) (レス) id: 9ea20a320e (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - あいねこさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！！感動しましたなんて…嬉しすぎです(ToT)応援本当にありがとうございます！！(*´∀｀)更新頑張ります！！ (2015年12月14日 8時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
あいねこ - すごく感動しました！これからも頑張ってください。応援します！ (2015年12月14日 1時) (レス) id: cc9f9b8f42 (このIDを非表示/違反報告)
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