人類最強と私の恋愛事情5―未知への挑戦―【進撃】【リヴァイ】

旧調査兵団本部12　　―昼間の出来事 ページ7

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ハンジからの提案で、エレンは明日、トロスト区奪還作戦の折に捕獲した二体の巨人の実験に立ち会う予定になっている。
エレンの実際の巨人化実験に関しては、後日の予定だ。

Aはとりあえず、そのことにほっとしていた。



「はい、コーヒーのおかわりです」



そう言って、Aは二人にコーヒーの入った小さなポットを差し出す。



ﾊﾝｼﾞ「おっ！！A、気が利くね！！ありがとう！！」

ｴﾚﾝ「あ、ありがとうございます！！」

「…ハンジさん、本当に程々にして、エレン寝かせてあげて下さいよ！エレン、今日掃除で大変だったんですから。一人で窓拭き全部なんて……。疲れたでしょ？」

ｴﾚﾝ「え？い、いえ…大丈夫です/////」



エレンはAの顔を見て、思わず赤面した。
今日の昼間の出来事を思い出すと、未遂…とは言え、やっぱり少し恥ずかしい。



ﾊﾝｼﾞ「一人で窓ふき全部？なにそれ、何かの罰ゲーム？」

「え？いえ…、その色々ありまして……/////」



Aも昼間のエレンとのことを思い出し、急に恥ずかしくなった。
二人で一瞬顔を見合わせる。



ﾊﾝｼﾞ「え〜！？なになに！？なんか二人とも顔赤いよ！！何かあったの！？」

「な、なんでもないです！！ね！？エレン！！」

ｴﾚﾝ「は、はい！！/////」

ﾊﾝｼﾞ「…う〜ん、なんか怪しいな……」



ヤバイ！！この人に知られたら本当にマズイ！！
からかわれるだけならまだしも、話がややこしくなる！！←



「じゃ、じゃあ、私はこれで！！」



そう言って、Aはトレーを手にしようとした。
ハンジがトレーの上の紅茶に気づいて、



ﾊﾝｼﾞ「その紅茶は、リヴァイ？」

「あ、はい。まだ書類書いてるみたいで、差し入れしようかと」

ﾊﾝｼﾞ「そっか。熱いのは紅茶だけにしてねｗｗ」

「……からかわないで下さい/////」

ﾊﾝｼﾞ「昼間の続きならここ音が響きそうだし、声我慢した方がい……んぐｯ…！？」



慌ててハンジの口を押さえながら、Aは思わず後ろからハンジの首に腕をまわすと、力を込めた。



「…このまま、息の根止めちゃいそうなんですけど…いいですかね？」

ﾊﾝｼﾞ「じょ、冗談だって！！…っていうか、本当に息苦しいから…っ…ぐえ…っ」


ｴﾚﾝ(…ひ、昼間の続き…！？声を我慢……っ！？/////)ﾄﾞｷﾄﾞｷ


「……エレン、今のハンジさんの発言は、記憶から消しておいてね。お願いだから////」

ｴﾚﾝ「は、はい！/////」


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