人類最強と私の恋愛事情5―未知への挑戦―【進撃】【リヴァイ】

巨人化実験8　　―動揺 ページ34

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ｴﾙﾄﾞ「エレン！！どういうことだッ！！」

ｴﾚﾝ「…は、はいっ…！？」

ｴﾙﾄﾞ「何故今、許可もなくやった！？答えろ！！」

ﾘｳﾞｧ「…エルド、待て」

ｵﾙｵ「答えろよ！！エレン！！どういうつもりだ！？」

ｸﾞﾝﾀ「いいや…それは後だ。俺達に、…いや人類に敵意がないことを証明してくれ！！」

ｴﾚﾝ「……え…っ！？」

ｸﾞﾝﾀ「早く証明しろ！！お前にはその責任がある！！」

「ちょっと、みんな落ちついてよ！！」



4人から向けられているのは、明らかな殺気。
それを目の当たりにして、Aは焦らずにはいられなかった。


おそらく、今、エレンが少しでも動けば……殺される―――


エレンに視線をやれば、殺気を向けられ、明らかに動揺している姿が見て取れる。



「エレン！とにかく落ちついて！！」

ｴﾚﾝ「…Aさん、…俺……っ」

ﾍﾟﾄﾗ「A！！早くそこから離れて！！危険よ！！」



エレンの言葉の途中で、ぺトラがAに向かって叫んだ。
そのぺトラの目も明らかに殺気立っている。



「ペトラ、私は大丈夫だから……っ」

ﾍﾟﾄﾗ「いいから、早く離れて！！動いたらどうするのッ！？」

ｵﾙｵ「A、さっさと降りろ！！っていうかブレード構えろ！！何してんだてめぇ！？」

「ッ…ちょっと待ってよ、オルオ！！」

ｵﾙｵ「エレン！！その腕をピクリとも動かしてみろ！！その瞬間てめぇの首が飛ぶ！！俺にはできるぜ、本当に！！試してみるかッ！？」



オルオも本気の目をしている。
今にも飛びかかってきそうな勢いだ。



ﾘｳﾞｧ「オルオ！！落ち着けと言っている！」



リヴァイの口調が先ほどよりも強くなる。



ﾍﾟﾄﾗ「兵長ッ！！兵長もエレンから離れてくださいッ！！近すぎます！！」

ﾘｳﾞｧ「いいや、離れるべきはお前らの方だ。…下がれ」

ﾍﾟﾄﾗ「何故ですかｯ！？」

ﾘｳﾞｧ「…俺の感だ」



リヴァイは冷静に状況を見ているようだった。

ふいにリヴァイがAの方をチラリと見やった。Aと視線が合う。
大丈夫という意味を込めて、Aは小さくうなずいた。

その間も、エレンは一方的に問い詰められる。




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