☆短編集☆〜マギ〜

カシム＊名も無い少女〜謎の人物Asmリク ページ42

カ「はぁ…。今日も疲れたな…。」





がやがや…



ん？騒がしいな…



カ「おい、どうかしたのか？」




男「カシム！今日はずいぶん早かったな。」



カ「あぁ。それより、何か騒がしいがどうかしたのか？」




男「いや、それが…。女が一人、迷い込んで来て…。」




カ「女？また、何で…。」



男「話によると、変える家が無いらしい…。



それで、カシムが良いって言うんなら、その女を俺たちの仲間にいいんじゃないかって話してたんだ。」



カ「なるほど…。とりあえず、その女と会ってみねぇとな。」



男「あぁ。こっちにいるぜ。」



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男「この女だぜ。」


貴「あの…。はじめまして…。」



カ「あぁ、お前が…。で、お前、何て名前だ？」



貴「いえ…。私、名前が無いんです…。すいません…。」



カ「名前が無い？！」


貴「はい…。小さい頃、両親は暴力ばかりで、私の名前は全く呼ばないんです。名前があったかどうかも…。

だから、私は自分の名前が分かりません…。」


カ「………。」


カシムは自分の幼い頃を思い出していた。



なぜなら、自分の父親もその少女の両親と似ていたからだ。



カ「なら、俺がお前に名前をつけてやるよ。」


貴「え…、本当ですか…？」



カ「あぁ。そうだな…、Aっていうのはどうだ？」



貴「Aですか…。」



カ「気にいらねぇか？」



貴「いえ、とても嬉しいです！///」



カ「っ、///あぁ、良かったな、A。」



その少女の笑った顔は美しく、まさに、美少女といったところか…。




貴「素敵な名前をありがとうございます！

あの…。」




カ「何だ？」


貴「もう一度、カシムさんに名前を呼んで欲しいんです。///」



カ「は？！///」



貴「今まで名前を呼ばれることなんて無くて…。
それで、カシムさんが、名前をつけてくれて、Aって読んでくれた時、すごく嬉しくて…。」



カ「そうか…。A、これからよろしくな！///」



貴「っ、はい！///」




この二人が、お互いの気持ちに気づくのは、そう遠くない未来……。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



はい。


今回も、友達からのリクエストです。



相変わらずの駄作ですね。


泣きたくなりますね。

でも、泣かない！


泣いたら負けだ！─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ



リクエストありがとうございました( ´ ▽ ` )ﾉ

紅覇・青舜＊俺だよね？〜＊レノsmリク→←ジュダル＊好き嫌い〜nanami♪smリク

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