検索窓
今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:169,747 hit

#68 ページ32

左馬刻side
 

?「やぁ、久しぶりだねNo.204」
 

貴「…………ぁ」
 
 
理鶯「…………A?」
 
 
貴「やぁっ!!いやっ!」
 
 
Aは俺の後ろに隠れる。
 
 
こんなに嫌がるってことは、過去に何かされたか。
 
 
?「人の顔を見て泣くなんて酷いなぁ、No.204」
 
 
貴「いやっ!」
 
 
こいつがこんなに泣くなんて………。
 
 
Aに何をしたんだ、このクソ男。
 
 
銃兎「…………勝手に入ってきた挙げ句にこれだけの破壊や怪我人。私が誰だかお分かりで?」
 
 
銃兎はAを隠すようにして、前に出る。
 
 
?「ははっ、知ってるよ。入間銃兎だろ?悪徳警官の」
 
 
男はニヤリと気色の悪い笑みをする。
 
 
銃兎「…………左馬刻」

 
銃兎は、小声で俺を呼ぶ。
 
 
左馬刻「あ゛?」
 
 
銃兎「Aを連れて逃げろ」
 

左馬刻「!」
 
 
銃兎の額には、汗がつたっている。
 

銃兎「狙いはAだ。俺はここで時間稼ぎをする。その間に、Aを連れて逃げろ」
 

銃兎が焦ってる顔なんて久しぶりに見た。
 

この男は、そんなにヤバイのか。
 
 
左馬刻「…………分かった」
 
 
理鶯「小官も残ろう」
 
 
銃兎「理鶯…………ありがとうございます」
 

こいつらが残るなら、多少の時間稼ぎにはなるな。
 
 
銃兎「A、左馬刻の言うことをちゃんと聞くんですよ」
 
 
貴「じゅと、りお。はなれる、や」
 

理鶯「大丈夫だ。すぐ会える」
 
 
銃兎「左馬刻、頼むぞ」
 
 
左馬刻「…………あぁ」
 
 
俺は、Aを抱っこする。
 
 
貴「じゅと!りお!やくそく!」
 

銃兎/理鶯「!!」
 

銃兎と理鶯は笑顔をAに向けた。
 
 
俺とAは事務所から去ったのだ。
 
 

#69→←#67



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
381人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うさぎくろ(プロフ) - ミントさん» ほんと、ありがとうございます!応援していただいてると、とても嬉しいです!これからも頑張ります!! (2019年1月8日 23時) (レス) id: 28e5085907 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 今回の新作とても最高でした!!次もこういうの待ってます!!頑張ってください!!応援してます!! (2019年1月8日 23時) (レス) id: c7da35cde2 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎくろ(プロフ) - ぎるしゅさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえると、とても嬉しいです!色々間違いなどあるかもしれませんが、これからも頑張ります!! (2019年1月4日 10時) (レス) id: 28e5085907 (このIDを非表示/違反報告)
ぎるしゅ - 最高すぎます!!キャラの特徴とかしっかりつかめていて、読みやすいなととても思いました!先生たちとの絡みもっとみたくなりました♪更新頑張ってください!応援しています!! (2019年1月4日 9時) (レス) id: 2a62238b36 (このIDを非表示/違反報告)
hanaka20020302(プロフ) - いえいえ、余計なお節介申し訳ありません!!ドラマCDの方でも私と言っていた気がしたので少し気になってしまいました、申し訳ありません!! (2018年12月24日 9時) (レス) id: b78cce70e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うさぎくろ | 作成日時:2018年12月19日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。