ヨコハマのヤクザは純粋無垢な少女の護衛 2

#56 ページ20

銃兎side
　
　
銃兎「ん゛んん…………」
　
　
可愛いかよっ！！
　
　
何だよ、あの可愛いさは！
　

天使か！？天使なのか！？
　
　
うちのAは可愛いすぎるだろ！！
　
　
理鶯も、センスが分かってるな。
　
　
今日はAと理鶯の好きなものにしてやろう。
　
　
というか、カレーにしよう。うん。
　
　
………カメラが止まらない。
　
　
そうだ、左馬刻に後で送ろう。
　
　
貴「できた！」
　

一二三「これで完成だね」
　
　
そろそろ呼ぼうか。
　
　
銃兎「A、そろそろ戻ってきてください」
　
　
貴「じゅと！」
　

Aは俺に抱きついてくる。
　
　
本当に天使か。
　
　
貴「じゅと、しゃがむ、いい？」
　
　
銃兎「いいですよ」
　
　
俺はAと同じ高さになって、しゃがんだ。
　
　
貴「これ！」
　

Aは、紫色と白色の花冠を俺の頭に乗せる。
　
　
銃兎「私に………ですか？」
　
　
貴「いや？」
　
　
そんなの…………。
　
　
銃兎「嫌じゃないですよ。とても嬉しいです。ありがとう、A」
　

Aの頭を撫でる。すると、Aは嬉しそうな顔をして笑った。
　

銃兎「左馬刻が待ってます。戻りましょう」
　

貴「うん！」
　
　
　

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