#52 ページ16
独歩side
寂雷「!………来たみたいだね」
車の音が鳴り止む。そして、4人の靴の音が近づいてくる。
左馬刻「先生、先日ぶりです」
寂雷「やあ、左馬刻君、Aちゃんも。あれから、大丈夫だった?」
先生はAの頭を優しく撫でながら言う。
貴「うん。だいじょうぶ」
Aは笑顔で先生に言った。
左馬刻「それで、何の用ですか」
寂雷「これの話なんだけどね」
先生は、机の上にあるアタッシュケースに手を置く。
左馬刻「………」
碧棺左馬刻は眉間にシワを寄せて、Aと同じ高さになるように屈んだ。
左馬刻「A。少しだけ、理鶯と遊んできてくれないか?」
貴「うん?」
左馬刻「すぐ終わるからな」
碧棺左馬刻はAの頭を撫でた後、立ち上がった。
碧棺左馬刻でもあんな顔するんだな。
左馬刻「理鶯、頼んだぞ」
理鶯「あぁ。A、行くぞ」
貴「うん」
ここは、一二三も行かせるか。これは、俺のことでもあるしな。
独歩「一二三、お前も行ってきてくれないか?」
一二三「!…………独歩君のことだから、何か考えがあるんだろう。分かったよ!君には、返しきれない恩があるからね!!」
一二三は、Aの所へ走って向かった。
今日の一二三が、スーツを着てて良かった。
着ていなかったら、ややこしいことになっていただろうからな。
左馬刻「………で、それは先生の所のリーマンにやったんですけど」
寂雷「そうだね。これは、独歩君が貰った。その独歩君が、左馬刻君に話があるそうだよ」
左馬刻「あ゛?話?」
碧棺左馬刻は、俺を睨む。
恐い。けど、怖じけずいたら駄目だ。
独歩「あの、このお金……………お返しします!」
381人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさぎくろ(プロフ) - ミントさん» ほんと、ありがとうございます!応援していただいてると、とても嬉しいです!これからも頑張ります!! (2019年1月8日 23時) (レス) id: 28e5085907 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 今回の新作とても最高でした!!次もこういうの待ってます!!頑張ってください!!応援してます!! (2019年1月8日 23時) (レス) id: c7da35cde2 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎくろ(プロフ) - ぎるしゅさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえると、とても嬉しいです!色々間違いなどあるかもしれませんが、これからも頑張ります!! (2019年1月4日 10時) (レス) id: 28e5085907 (このIDを非表示/違反報告)
ぎるしゅ - 最高すぎます!!キャラの特徴とかしっかりつかめていて、読みやすいなととても思いました!先生たちとの絡みもっとみたくなりました♪更新頑張ってください!応援しています!! (2019年1月4日 9時) (レス) id: 2a62238b36 (このIDを非表示/違反報告)
hanaka20020302(プロフ) - いえいえ、余計なお節介申し訳ありません!!ドラマCDの方でも私と言っていた気がしたので少し気になってしまいました、申し訳ありません!! (2018年12月24日 9時) (レス) id: b78cce70e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさぎくろ | 作成日時:2018年12月19日 19時