まこ２ ページ11
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一斉に殴りかかってくるやつらをかわしながらAを抱き寄せて必死に守る。…なんか懐かしいな、この感じ。中学の頃もよくこうやってA守りながら喧嘩してたっけ。あるときから北人さんがあまり喧嘩をしなくなって、喧嘩のたびにAを連れて離れた場所へ逃げるようになったから最近はあまりなかったけど。
「オラァッ」
慎「っあ〜！うぜえ！」
壱「慎！大丈夫か！？」
遠くから俺を気にかけてくれる壱馬さんに大丈夫だと返事をして、少し離れたところで喧嘩してる北人さんが視界に入った。あの人が喧嘩してんの久しぶりに見たなぁ。
「チッ…おいお前ら！あの女奪え！」
やりあってた奴の１人がそう言った途端、一斉に殴りかかってこられて避けきれなかった。そのせいでAを抱き寄せていた腕の力が一瞬緩んだ隙に俺の腕の中からAが消えた。
慎「っA！！！」
「やっ……離して！！！」
「ハッ、これで手出せねえだろ！」
後ろからAを羽交い締めする男を見て、頭が真っ白になっていくのがわかる。
………あいつ、殺す。
「やだ、…っ、離して…！」
「どうした？ほらかかってこいよ！」
慎「…………んな、」
「あ？何か言ってるぞあいつ」
慎「…………そいつに触んな」
爪が手に食い込んで血が滲むほど拳を握りしめる。…触んな、触んな、触んな。俺以外の男がAに触ってんじゃねえ。俺の頭の中はもうそれだけだった。
壱「っ北人やばい！慎がキレた！」
北「はあ！？ったく今日樹と翔平いないの、に！」
遠くで交わされる二人のそんな会話も耳に入ってこなくて、今は目の前の男をぶっ潰すことしか頭になくて。Aに触ったこの男を、ぶっ潰さなきゃ。
一歩一歩男とAに近づいていき、一瞬で仕留める。Aが傷つかないように男だけを殴って、倒れた男に馬乗りになり拳を何度も振り下ろす。
壱「っおいおいシャレにならへんで！」
北「やばいって、ちょっとまこっちゃん！！」
慎「っ絶対許さねえ！！」
壱「慎！！そいつもう意識ないやろ！！」
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あや - 読ましてもらってますこれからもがんばってください！！！！！！！！！！！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 674af23c92 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 佐野慎さん» ありがとうございます！わたしもまことくん推しでついまことくん贔屓になるのでぜひまこ推しの方に読んでいただきたかったので嬉しいです、、！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - 狼さん» ありがとうございます、、！これからも守られますよ〜〜！！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - さくらさん» お返事遅くなりました、、ありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年9月16日 22時) (レス) id: 73513cd31a (このIDを非表示/違反報告)
佐野慎(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！！まこっちゃあああん(推し)！！無事であってほしいです…！急なコメント失礼しました笑。 (2019年9月15日 20時) (レス) id: eb52afa9d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺこ | 作成日時：2019年8月31日 13時
