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のんびり3.5日目(続) ページ9
『久しぶりに来ました。』
目を開けたら現代の自分の部屋。
この感覚にはいつまで経っても慣れませんね…。
なんと言っても今日は隣に石切丸さんがっ…。
「さて、翡翠行こうか?」
『は! はい!』
神社まではそんなに距離もないですけど、
ううっ、緊張します…
「すまないねぇ」
『えっ?』
家を出て少し歩いたあたりで突然石切丸さんから発せられた言葉。
「私は足が遅いからねぇ、目的地まで時間がかかってしまって。」
『そんな! 全然大丈夫ですよ、その分石切丸さんと長く歩けるということですし…あっ…』
今私、すごく恥ずかしいことを言ったような。
石切丸さんはぽかんとした顔をしている。
「……私も翡翠と歩く時間は幸せだからね、そう言ってもらえて嬉しいよ。」
笑顔が眩しすぎます。
「さて、ではゆっくりと行こうか。」
『は、はいっ』
着くまでに心臓止まらないといいんですが。
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作者名:雪ミナト | 作成日時:2018年9月25日 2時