Dangerous boy.

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廉からLINEが来ていた。







＿＿＿今すぐ会いたいです。



いつもの公園で待ってます。






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なんとなく

予感はしてた。





きっと
そろそろ別れを告げられるんだろうなって






こんな時に

こんな改まったLINE。

明らかにいつもと違うLINEに
私の嫌な予感は当たりそうで怖かった。






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身支度を整えて

公園に向かう。







＿＿＿廉の後ろ姿。




後ろ姿でわかるあなたの愛しい存在。



こんな姿を見るのも

もしかしたら最後になるかもしれない。






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『 廉ｯ！！！！！ 』






私の声に振り返った廉。

いつも通りの笑顔と優しい声で
私を迎えてくれる。





廉 ｢ 来てくれたんや 待ってたで ｣





…行かないはずがない


あんなLINE貰って行かないはずないよ

廉がくれたLINEは

いつでも私の中の宝物なんだから＿＿＿






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いい雰囲気だったのもつかの間

廉の顔が険しくなる。









廉 ｢ ちょっと聞いてもええ？ ｣



声がワントーン低くなる。



……別れ話かな。


なんてもう予感できる自分が辛い。






廉 ｢ 首元見せてくれたりする？ ｣






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『 ……!? 』







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…え



どうして知ってるの？


なに？





紫耀がバラしたってこと？






あまりにも急な展開に

頭がついていかない。







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廉 ｢ 見せられないものでもあるの？ ｣






廉の口調が厳しくなる。





……これだけは



見られるわけにはいかない






こんなの見られたら

あなたを傷つけるだけだから＿＿＿







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……だったら




私に残された選択肢はただ一つ。









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








dangerousboy(1)は
ここまでで終了です。



物語の続きは(2)になります。



今日中に移行を考えているので

みなさん、また引き続き
dangerousboyを読んでくださると幸いです。



ここまで書き終えられたのは

みなさんの支えがあったからです！
ほんとうに沢山の評価とお気に入り登録
ありがとうございました。




それと
もう一つの『 アイシテル 』の方も
続編を考えているので
読んでいただけると嬉しいです。




それでは
続きは
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/usagi15/




甘野

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