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〜回想シーン〜

【目線なし】

トワが家の都合で東京に来ていたときだった。街をぶらぶらと歩いていたら(夜)
黒い煙がある家から見えた。

『!?(助けに行かなきゃ!!)』

そうしてインターホンを鳴らした

ピーンポーン

??「…こんな時間に誰?何の用?」

『聞いて!君の家から黒い煙が…!!』

??「は!?」

『とりあえず逃げて!家に人は…』

??「姉がいる!」

『わかった。君は消防車呼んどいて!!』

そう言ってトワは燃えだした家の窓を割って炎の中に飛び込んだ。

??「おい!!(俺も行かないと…!)」

一方その頃トワは…

ボォォォォ

『ヴッ…ゲホッケホッ…"熱'い"…ゲホッ』

『!?』

『あの!大丈夫ですか!』

家の中には横たわっている女性がいた。

??「ケホッ…ゲホッ、」

『今助けますから!(今ならまだ間に合うはず!)』

そうしてその女性を背負ってさっき割った窓から飛び降りた。

??「赤音!!!グスッ…よ'がっ"だ'ぁ"」

??「赤音さん!!大丈夫ですか?!!!」

『ちょっと待っててね…』

そう言って自分の術式である超能力の一つ、回復(ヒーラー)を使って女性を治療した。

『…これで大丈夫なはず…!!』

??「…は?傷が治って…」

??「…赤音さんもさっきより苦しくなさそう…」

『…良かった…』

そうして立ち去ろうとしたトワ。だが、金髪の少年と黒髪の少年がトワを引き止めた。

??「ちょっと待ってくれ!お前!名前は?」

『え?あ、私?…私は八神トワ。』

??「俺は乾青宗。こいつは姉の赤音。赤音を助けてくれて本当にありがとう…!!」

??「九井一だ!赤音さんを助けてくれて本当にありがとう!!」ポロポロ

『よろしくね、はじめ、青宗!』

『これ、私の連絡先。もし赤音さんが目覚めたら連絡頂戴!』

イヌピー「あぁ!勿論だ!!!」

ピーポー

ピーポー

救急車と消防車のサイレンが聞こえる。

『じゃあこれで私は。赤音さんが起きたらまた教えてね』

ココ「おい!ちょっと待て!」

そうしてトワは家に帰ったのであった。

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作者名:洩矢うさ子 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/usacomoriy1/  
作成日時:2022年5月7日 20時

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