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『ちょっと!アダム!なぜ言わなかったの』
バンっと、私は大きな音をたてて部屋の扉を開いた
「…うぅ…うるさいですね…睡眠を妨害しないでください」
『起きてください!』
私はアダムを揺らす
そしてアダムは起き上がり、椅子に座った
「…あれ?婚約のこと言ってませんでしたっけ?」
『言ってないです!』
「…まあ、これからよろしくお願いしますね、…お姫様」
チュッ
手の甲にキスをされた
やばいやばい、心臓もたない
死んじゃうよ…!
キュン死にしちゃうよ!
「おにーさま…」
いつの間にかソーンが部屋に入っていた
『ソーンおはよう、よく眠れた?』
するとソーンはパァっと明るくなり、抱きついてきた
「Aさん!おはようございますっ!」
やべ、鼻血でそう…
「ソーン、そろそろ離してやってください」
「…嫌です 」
ンンンンン可愛い
「僕はAさんに抱きしめられると落ち着くんです」
「…ソーン…」
コンコン
部屋をノックする音がした
『はい』
するとソーンは私から離れた
「Aさま、朝食の時間です、そしてアダム様、ソーン様もどうぞ、ユーリエフ両親もご一緒です」
『わかりました、いますぐいきます』
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睡眠不足 - ルチ!ルチは出ますか?!(攻略対象以外で)ルチ奥が見た……………ゲフンゲフンルチが見たいです! (2018年6月19日 19時) (レス) id: 3885c57797 (このIDを非表示/違反報告)
疫病神NEO(プロフ) - これって公爵令嬢のやつをモチーフにしてますか?してるんだったら最初の部分に書いておいたほうがいいと思うんですが… (2018年6月17日 21時) (レス) id: 8234da7ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らむれーずん | 作成日時:2018年6月8日 23時