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私は香帆に腕を引かれて教室の後方へと下がると
スカートの裾を握り締めて様子を伺った
柊「お前に勝って
フェイク動画の黒幕を暴いてやる」
その挑発に殴りかかろうとした隼人を
先生は軽々と躱し、蹴りを入れる
私は瞑りたくなる目を必死に見開いた
柊「攻撃のリズムがいいねえ！
さすがダンス経験者」
甲斐「バカにすんじゃねえ！」
そう言って攻撃をしかけるが
また蹴り飛ばされる
アクション俳優をやっていた先生にとって
テンポがハッキリとしている隼人の動きは読みやすいのだろう
柊「筋はいいがまだまだ青いなあ」
そうして今度は腹部に拳を入れる
柊「お前が起こした傷害事件
あれは元々
お前が景山を使って金を稼ごうとしたことがきっかけなんだよな？」
『え…』
宇佐美「どういうこと…？」
隼人が澪奈を利用した…？
柊「金に困ってたんだよな？
お前の母親は脊髄をやられて
介護生活を余儀なくされた
で、お前もダンスをやめて働かなきゃいけなくなった」
石倉「なんだよそれ…」
お母さんの介護をずっとしてたってこと…？
隼人は
そんな苦しみをずっと背負ってたってこと…？
私はそれに気づきもしないで…
甲斐「ごちゃごちゃうるせえんだよ！」
隼人は力任せに殴りかかるも
腹部に蹴りを入れられ床に投げ飛ばされる
柊「だが
お前は一度はその誘いを断った
なのに考えを翻したのは…
Aだろ」
『……わた、し…？』
甲斐「ちが…」
柊「 "景山澪奈が無理ならAAを連れて来い"
そう言われたんだろ
お前は景山とAを秤にかけて
景山を見捨てる方を選んだ
そして
景山を廃ビルに連れて来た」
隼人は私を庇って澪奈を差し出したの…？
私のせいで澪奈は酷い目にあったの…？
柊「なのになんで
裏切って彼女を助けた？」
甲斐「奴らが景山を攫おうとしたからに決まってんだろ！」
先生はそう言って殴りかかった隼人の腕を掴み床に投げると
小さく呻き声をあげた
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めぐちゃん - 私は３６才です (2020年1月3日 21時) (携帯から) (
レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - めぐちゃんさん» ありがとうございます、励みになります！私は17歳ですよ。 (2020年1月3日 21時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐちゃん - 佐藤。さん» 私は佐藤さんの作品を毎日楽しみに見ています佐藤さんは歳は何歳ですか教えて欲しいです (2020年1月3日 15時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - アオイさん» 身に余るお言葉です…！ありがとうございます！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤。(プロフ) - めぐちゃんさん» あけましておめでとうございます！頑張ります！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: e3ca0308e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤。 | 作成日時：2019年11月30日 3時
