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夢主サイド


午後8時

ボクは治と中也の任務に同行中。
今居る場所は森の中。
廃墟と化した大きなホテルの近くで身を潜めている。


中也「あの中で、取引が行われている筈だ。」


そう、今回の任務は、ポートマフィアに渡る筈だった武器を横流ししている裏切り組織と、その取引き相手の一掃、らしい。

黒服の人数は50人ほど。
五階建てだが横に長いホテルに、この人数は少ない気もするけど···、大丈夫かな?


中也「太宰。此方は所定の位置に着いた。」


中也が無線で治と連絡しする。
作戦は、西側と東側にある出入口に、それぞれ治と中也をリーダーとして半分ずつ構成員を配置。
先ず中也組が突入して、そちらに注意が反れている隙に治組が突入して不意をつく、と言うもの。
ちなみにボクは中也組。


治『此方も準備出来ている。』

中也「ンじゃ、行くか。」

治『逝ってらっしゃい。』←

中也「死ね。糞鯖。」


ブチッと無線を切って、ポケットに仕舞う中也。
この二人、何かしら言い合わないと気が済まないのかな····。


中也「Aはさっきも言ったが、此処で待機してろ。怪我した奴が来たら回復頼む。」

「ん、解った。」


ボクの仕事は、怪我した構成員の治療。
まぁ、治せる範囲で、だけれど。


中也「行くぞ。」


それを合図に、中也を先頭に構成員達が突入。
途端、悲鳴や爆発音、銃声や怒号等々、物凄い音が聞こえてくる。


「····久し振りだな、この感じ。」


戦闘自体が久し振りだ。
と言っても、ボクは参戦しないけど···。

なんて思っていたら、数人の構成員らしき人達がボクの方に小走りで向かってきた。
肩や腕、足を抑えている。


黒服「済まない。治療をお願いする。」

「···了解。レスタ。」


淡い光がボクを中心に広がり、怪我をした黒服達を包む。


黒服「す、凄い!本当に治っている!?感謝する!!」


口々に感謝の言葉を述べて、また建物内に入って行った。


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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます!面白いと言って下さり、本当に嬉しいです!始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね!此れからも頑張ります!! (2017年4月17日 10時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました!文ストも大好きです!そしてこの作品とても面白いです!更新頑張ってください! (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のら猫 | 作成日時:2017年3月10日 22時

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