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太宰サイド
Aがいきなり私の頬を摘まんで、ちゃんと笑って、何て云うモノだから、私も同じ事を云ってみた。
そうしたらAは固まってしまった。
暫く此のままでいると、Aが私の手の上から手を添えてきた。
A「治、ごめん···」
「ん?」
A「笑うって、如何やったっけ?」
「――ッ!?」
無表情の其の瞳は、僅かに揺れていた。
待って、彼女は···笑えない？
常に無表情だけれど、驚いたり、困ったり、僅かに微笑んだり、確かにそんな表情を出していた。筈。
無自覚。
今思えば、16歳の女の子がこんなに無表情な訳が無い。『普通』なら、ね。
私はAを抱き締めた。
A「治?」
治「すまない。少しばかり意地悪だったね。困らせる積もりは無かったのだよ。」
A「否、今のはそもそもの原因はボクだから···治が謝る事じゃないよ?ボクの方こそ、ごめん。」
えーと、私は何しに此処に来たんだっけ?
嗚呼そうだ、今夜の任務についてだ。
Aをそっと離し、頭を撫でた。
A「ん···。」
撫でられ慣れたのか、今ではこうして目を閉じて大人しく撫でられてくれる。
そんな無防備な姿を見せられると、何だか複雑な気分になるのだよねぇ···。
でも不思議と、他の女性のように手を出そうとは思わない。
嫌いだからではない。
むしろ····
迚 愛しい―。
だからこそ、大切にしたい。
まぁ、最初は襲いたくなったけども←
A「治?何かボクに用事があったんじゃ···?」
「····あ。」
一寸忘れかけていたのは、秘密。
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おぉん?何書きたかったんだ自分?←
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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます！面白いと言って下さり、本当に嬉しいです！始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね！此れからも頑張ります！！ (2017年4月17日 10時) (
レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました！文ストも大好きです！そしてこの作品とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら猫 | 作成日時：2017年3月10日 22時
