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「複合テクニック、って言うのは、二つの属性のテクニックを合わせて放つ、まぁある意味必殺技みたいなモノかな。威力も凄いからね。その分、フォトンの消費も凄い。」
治「へぇ、益々興味深いねぇ。」
中也「でも、それを使うと手前は動けなくなるんだろ?」
「うん、大気中のフォトンが無いに等しいこの世界ではね。」
治「でも、見てみたいなぁ···。」
中也「馬鹿、コイツが倒れても良いのかよ？」
治「その時は、私が付きっきりで世話するさ。」
中也「手前に任せたら何仕出かすか解りゃしねェ。」
治「不便な思いはさせないよ!それはもう、食事の世話からお風呂n「黙れ糞太宰。」」
さっきまでの息ピッタリはどこにいったのか、また言い合いが始まった。
ボクが軽く溜め息をつくと、あ!と何か思い出したのか治が声を上げた。
治「そうだった、首領から言われていたのだよ。A、君を私達の任務に連れて行く事になった。」
中也「はぁッ!?」
「それは···戦いに参加しろ、と?」
治「いや、君には傷付いた仲間の回復を頼みたい。」
「····それだけで、いいの?」
治「うん。首領もその積もりで君を任務に同行させろ、と言ってきたんだろう。」
「まぁ···お世話になるし、その程度なら良いよ。」
治「ふふ、有難う。」
治はニッコリ笑うと、ボクの頭を撫でた。
マフィアの任務、か···きっと沢山の人が死ぬんだろうな。
出来れば関わりたくはない、でも、衣食住を提供してもらってる身だし、回復くらいなら、許されるよね?
昼食を済ませたボクは、二人に連れられて建物内を歩き回った。
食堂や訓練施設、資料室に構成員達の働く場所等々。
迷子になりそうな程広いけど、ちゃんと地図は記録したから大丈夫!(ｷﾘｯ)
地下もあるみたいだけど、そこは案内されなかった。
中也いわく。
中也「手前に見せられるような場所じゃ無ェ。」
との事。
気を使ってくれたのかな。
マフィアの建物だからね、きっと拷·問部屋とか、牢屋とか、そう言うモノがあるんだろうね。
そんなこんなで時刻は午後６時。
部屋に戻る為、エレベーターに乗る。
ふと、エレベーターから外を眺めた。
「わ···夜景が綺麗。」
ビルの明かりと、少し先にある海に浮かぶ船の明かりが、意外にも綺麗だった。
「ここは、とても大きな街なんだね。」
治「うん。ヨコハマは大都会さ。」
そうか、ここは、ヨコハマと言うのか····。
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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます！面白いと言って下さり、本当に嬉しいです！始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね！此れからも頑張ります！！ (2017年4月17日 10時) (
レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました！文ストも大好きです！そしてこの作品とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら猫 | 作成日時：2017年3月10日 22時
