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太宰サイド




首領室から出る際、私は呼び止められた。
Aちゃんと中也には、先に部屋に戻るよう云った。
そして、私は首領室へ···。


「如何しました?」

森「否、云い忘れていたよ。君達が任務に行く際、彼女も連れて行きなさい。」

「其れは···何故でしょう?」

森「本部内をうろうろされても困るからねぇ。極力、側に置いておいた方が良いだろう。」


色々と、ね。
と付け加えて云った言葉に、私は理解した。
監視、と云うのは表向きであって、本当は彼女の···Aちゃんの力を利用したいのだ。
治癒能力をね。


「了解しました。」


私は一礼して、今度こそ部屋を出た。

殺しはさせないが、任務で傷付いた者達を回復させて、人員を極力減らさずに速やかに任務が行えるようにしたいのだ。

此方は衣食住を提供している。きっと彼女はその程度なら協力してくれるだろう。


「余程彼女が欲しいのかな··。」


だが、例え首領であっても、彼女は誰のモノにもならないだろう。
何となく、私はそう思った。

でもだからこそ、自分のモノにしてみたくなる。


嗚呼、私は思っている以上に彼女を気に入ってしまったようだ。


「ふふ、必ず振り向かせてみせるよ。」


だから、覚悟してね?Aちゃん。



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作者体調不良の為、更新が更に亀になります。
多分(;^_^A

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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます!面白いと言って下さり、本当に嬉しいです!始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね!此れからも頑張ります!! (2017年4月17日 10時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました!文ストも大好きです!そしてこの作品とても面白いです!更新頑張ってください! (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のら猫 | 作成日時:2017年3月10日 22時

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