【文スト】ようこそアークスinヨコハマ！【PSO2】

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森サイド


私の目の前で繰り広げられる手合わせ。
私は今とても興奮している。

と云っても、表情には出してはいないけれどね。

彼女の、Aちゃんの力はとても興味深い。武器の切り替えは勿論。
フォトンと呼ばれる摩訶不思議な力を使い、通常では有り得ない事を然も当然のようにする。


「実に、興味深いね。」

太宰「首領も、そう思いますか。」

「矢張、君も興味深いかね?」

太宰「はい。まぁ、アレを目の当たりにして興味が湧かない人間なんて、居ないと思いますが。」


太宰君の云う通りだ。
彼女の力を見て、興味を示さない人間が居るのなら会ってみたいねぇ。

無数の刃を出したり、宙に浮いたり、まるで魔法のようだ。


嗚呼、素晴らしい戦力だ。
ポートマフィアの、私のモノじゃ無いのが迚残念でならない。

そう云えば、アークスの説明でテクニック、と云う話を聞いが···迚気になる。
そろそろ手合わせも終わりそうだ、聞いてみるとしよう。


太宰「其処まで!!」


太宰君の終了の合図が響く。
中也君に負けてはしまったが、全く素晴らしい力だ。

嗚呼、柄にもなく興奮してしまったよ(苦笑)
しかし、こう見ていて思うのは···


「彼女が、敵じゃなくて良かった···。」


そう、アークスの力は見た限り強大だ。
彼女で中級アークス、と云う事はまだ上が居ると云う事。

はは、恐ろしいねぇ···。


「二人共、お疲れ様。素晴らしい手合わせだったよ。」


ねぇ、Aちゃん。
私のモノに、なる気はないかい?なんてね。



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