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太宰サイド
朝6時
私はこっそり、Aちゃんが寝ている部屋に入る。
外はうっすらと明るい程度。
如何やらAちゃんはまだ寝ているみたいだ。
そっと、物音を立てずに近付き、顔を覗いてみる。
スヤスヤと眠る其の顔は、とても綺麗で、でもまだ少し幼い。
16歳の割りに大人びた印象だったが、眠る姿は年相応だ。
「ふふ、可愛いねぇ。」
私はベッド端に腰かける。ギシ、と小さく音が鳴ったが彼女が起きる気配は無い。
さらっとAちゃんの綺麗な黒髪を撫でる。
A「····ん··」
と、声を漏らして少し身動ぎをする。だが起きてはいない。
嗚呼、矢張り君は警戒心があまりに無さ過ぎる。
そんな無防備な姿を晒して····
「襲ってしまうよ？Aちゃん。」
A「ん···?お、さむ···?」
「御早う、Aちゃん。」
ボーッと私を見詰める姿が、また愛らしくて、襲いたくなる気持ちが増幅する。
それを何とか抑えつつも、私は未だ覚醒しないAちゃんの頬を撫でた。
A「ん、くすぐったいよ、治。」
首を僅かに振って、私の手から離れようとする。その際、彼女の白く細い首筋が露になった。
あ、マズイ····。
そう思った時には、私の体は勝手に動いていた。
A「治?」
「そんな無防備な姿を晒している、君が悪いんだよ?」
私は、所謂床ドン(この場合ベッドドン?)の姿勢。
私の下には寝惚け眼のAちゃん。
顔を近付け、その露になった首筋に····
「朝っぱらから何してやがる、糞太宰いぃッ!!!?」
スパーーーーーーッン
嗚呼、あと一寸だったのに。
ちびっこ帽子め···。
ラッキーアイテム
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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます！面白いと言って下さり、本当に嬉しいです！始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね！此れからも頑張ります！！ (2017年4月17日 10時) (
レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました！文ストも大好きです！そしてこの作品とても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のら猫 | 作成日時：2017年3月10日 22時
