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しばらくの沈黙のあと、中也と治が同時に笑った。


「···恥ずかしいんだけど?」

中也「いや、無表情で、言われても、な···クク···。」

治「Aちゃん、晩御飯まだだったんだね。ふふっ!」

「そんなに笑わなくても···。」

中也「悪ィ悪ィ。カレー残ってるが、食うか?」

治「え、残っているのかい?私にもk「誰が手前にやるか!!」ちぇ。」

「えっと、じゃあ貰おうかな。」


ボクがそう言うと、中也は笑顔になってリビングに案内してくれた。
治は····自分の部屋に帰ったようだ。
そしてコトン、と置かれたカレー。美味しそう!


「いただきます。」

中也「おう、食え食え。」


カレーを頬張る。


「美味しい···!」

中也「ははっ、そりゃ良かった。」

「これは中也が作ったの?」

中也「ああ。」

「凄い。中也は料理がとても上手いんだね。」

中也「それほどでもねェよ。」


と、照れ臭そうに頬をポリポリする中也。
まんざらでもなさそう。
ボクはカレーを完食して、ご馳走でした、と言って中也の部屋を後にした。
部屋に戻る間際、中也が「明日は七時には起きてろ。」って言っていた。
例の、二人の上司に会いに行く云々の事だろう。

ボクはシャワーを浴びて、ジャージに着替え、ベッドに潜り込んだ。

ボクが消えて、シエラや皆、アークスは今どうなっているだろうか···。
バタバタしていて、今まで気にしていなかったけど、一人になって急に心細くなった。


「考えても仕方ない。今日はちゃんと休まないと。」


そう言って、ボクは目を閉じた。
疲れていたからか、眠りの世界に入るのに、そう時間は掛からなかった―。

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のら猫(プロフ) - コメントありがとうございます!面白いと言って下さり、本当に嬉しいです!始めたばかりなんですか。自分はシップ6でやってます。機会があればゲーム内で会えると良いですね!此れからも頑張ります!! (2017年4月17日 10時) (レス) id: 8d32f0832d (このIDを非表示/違反報告)
花唄ヤマカ(プロフ) - 最近PSO2を初めて、何か夢小説ないかなーと探していたらここにたどり着きました!文ストも大好きです!そしてこの作品とても面白いです!更新頑張ってください! (2017年4月17日 7時) (レス) id: f010f9f600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のら猫 | 作成日時:2017年3月10日 22時

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