【鬼滅の刃】宇髄天元の同期【男主】

第23話 ページ25

「ご存知だとは思いますが、禰豆子は“人を食いません“それどころか、鬼を倒そうと奮闘する」
　
　
　
「…それは、炭治郎を護りたいという由縁かもしれません。けど、彼女は彼女の中で日々戦っています」
　
　
　
　
「それに“かけてみる“なんて言い方は2人に失礼かも知れないけど、俺は…」

　



「この2人を信じたい」
　


　

　
全然、報告が報告になっていない
　
チラッと見える、不死川くんの顔が怖い



　
　
「…もし、2人が何か犯そうなら俺1つでは軽いかも知れませんがお詫び致します」
　
　
　
　
頭を付けお館様、柱に懇願する

　
　
　
　

　
「2人を、鬼殺隊として認めていただきたい」
　

　
　
　
　

　
「お館様、これが俺が見てきたすえの報告となります」
　
　
　
　

　
　
　
「顔を上げてA」
　
　
　
　
　

　
ゆっくりと頭を上げれば、



　

　
「炭治郎、これで3人だ」
　

「十二鬼月を倒しておいで。そうしたら皆に認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる」


優しく竈門くんに伝える、お館様
　
“ありがと、A“と言ってくださるお館様にもう一度深く頭を下げる
　
　
「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します！！

俺と禰豆子が必ず！悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう！！！」
　
　
竈門くんの目を見れば分かる強い意思
　
なのだが…
　
　
「今の炭治郎にはできないから、まず十二鬼月を一人倒そうね」
　
　
「…はい」
　
　
　
恥ずかしそうに返事をする竈門くんに思わず笑いそうになり口を押さえ耐えるも
　
　
「っ…ゲホゲホ！」
　
　
風邪と言うことを忘れ、息を止めすぎたせいでむせる




「それから実弥 小芭内あまり下の子に意地悪をしないこと」
　
　

“御意“と返すものの、やはり2人にはあまり理解しがたい同意しがたいというのが感じられる
　
　
「炭治郎の話はこれで終わり下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか」
　
　

すると、隠の人達が草履をそっと持ってきて置いてくれる
　
　
　
「どうぞ」
　

　
よく見れば、気を失う前…
　
ここに向かう時にお願いした隠の人だった
　
　

「す、すみません」
　
　
　
　
　

草履にも、きっと運んでくれたであろうことも

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