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第伍陸話 休日の早朝 ページ9

A「ファ〜…」
私達76.5期と77期生は00となって早くも2週間がたっていた。毎日の厳しいレッスンにも皆ついて行けるようになった。って言うより皆体力が異常に無い様に感じたが…、そういや煙草吸っている馬鹿の夏季は初日からケロっとしてたか。それにしても最近毎日5時前に起きて仕舞う。何とかならないかな?
A「まあ、洗面台独占できるのは良いんだけど。」
そんな独り言を言いながら部屋から出て階段を下りていく。ん?洗面台に誰かいる。
A「夏季。」
夏季「ん?なんだAか。」
何だとは何だ!何だとは。思わず頬が吊り上がる。
夏季「ワ!、ゴメン、ゴメン!」
A「アンタが早起きなんて珍しいじゃん。」
夏季「な〜に言ってるの?今日は月1の休日だよ?」
A「え?そうなの?」
夏季「そうだよ!だ〜か〜ら、早く街に出るの!」
A「…。」
呆れた。もう言葉すらでない。
A「まあいいや、じゃあこっち借りるよ。」
夏季「あ〜どうぞどうぞ。」
私はサッサと顔を洗って歯を磨く。
A「アンタ、今日何するの?」
夏季「ん?いや、実わね…」
A「私は空いてないわよ。」
夏季「分かってるわよ!今日は草野球の助っ人に行くの!」
夏季が得意げに言う。あ〜こいつも野球好きだったけ〜。
夏季「で、アンタわ?」
A「ん?私?新しい着物買いに行くよ。」
夏季「フゥン、ってえ!?」
A「えって何が?」
夏季「アンタ着物沢山あるんじゃないの?」
A「その着物が今どこにあるか分かる?」
夏季「あ…。」
どうやら分かったみたいだ。私は口を濯いで
A「じゃ、お先〜。」
と出ていく。こういうのは早く逃げた方が良い。買えとか言われたら溜まったもんじゃない。まだ朝食まで時間があるから『初日』の復習でもするか…。他のポジションの動きも頭に入れといた方が良いし。着替えたら早く行こ。私は一旦部屋に戻って着替えてからレッスンルームへと向かうのであった。

〜1時間半後〜
『何時かきっと願い叶うまで』
A「ふー。」
朝はこんな物にしとこう。
優子「おっ、やってるねー。」
A「あっ、優子さん。今終わった所です。」
優子「あっ、そうなの?」
A「はい。」
優子「じゃあ今からお風呂?」
A「え?そうですけど。」
優子「じゃあ私も〜♪先入ってるから。じゃ!」
A「は、はぁ。」
優子は去っていく。私も着替えはそこに置いてあるからすぐ行けるんだけどなー。
A「まあいいや、すぐに行こ。」
私もお風呂へと向かった。

第伍漆話 休日の朝食(*最初凪沙視点・その後通常視点)→←第伍伍話 夢は涙の先(*最初彼方視点・その後智恵理視点)



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241代目前田敦子(プロフ) - すいません_(._.)_ご指摘ありがとございます (2013年12月23日 1時) (レス) id: bb6c47fc0b (このIDを非表示/違反報告)
サキ@No.5(・∀・)(プロフ) - すみません、これオリジナルではありませんよね? (2013年12月21日 14時) (レス) id: 55d817c866 (このIDを非表示/違反報告)
241代目前田敦子(プロフ) - ルリカさん» どうも最近時間が取れなくて…頑張ります。 (2013年10月18日 21時) (レス) id: bb6c47fc0b (このIDを非表示/違反報告)
ルリカ - 最近、更新していませんが大丈夫ですか? 頑張って下さい! (2013年10月16日 14時) (レス) id: 09d9873102 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:241代目前田敦子 | 作成日時:2013年8月13日 13時

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