第一回パジャマパーティーおまけ ページ26
西山side
「おはようございます西山さん、江口さん」
翌朝、まだ眠そうに目を擦る江口さんを横にリビングへ向かうと
既に起きていたAくんから心地の良い挨拶をされた
昨日のゆるふわな空間はなくなっていて、いつも通りのリビングだ
そんなリビングにあまり馴染まないモコモコのAくん
かく言う僕たちもパンダとペンギンのままだけど
西山「おはよう、Aくん」
江口「おはよー」
Aくんに挨拶を返してテーブルに座ると
どうぞ、と言ってコーヒーを渡してくれる
西山「ん、いい香り」
江口「ありがと」
ｶﾞﾁｬ
宮野「おはよー」
寺島「おはよう」
「おはようございます。あれ？パジャマ交換されたんですね」
問いかけるAくんに、改めて二人を見てみると
確かに、宮野さんがサメで寺島さんが恐竜になっている
寺島「背中のヒレがちょっとね」
江口「ああ、確かに寝るときちょっと邪魔そう」
寺島「そうそう。で、このパジャマ結構オーバーサイズでしょ？
マモちゃんでもサメ着れたから交換してくれたの」
宮野「僕は寝るとき横向きで寝るから、あんまり背中の気にならないからさ
それに尻尾抱いて寝てるてらしー見れたし、交換してよかった」
寺島「え、そんなことしてた？恥ずかし…」
可愛かったという宮野さんと、恥ずかしがりながら余った袖をピラピラさせる寺島さん
もう、ソレが十分可愛いです
そんな様子を眺めているとドアの外から何やら声が聞こえてくる
ｶﾞﾁｬ
下野「梶くん押さないで」
梶「紀章さん痛い」
谷山「おはよう、皆の衆」
ウサギ姿の下野さんに寄りかかりながら入ってくるクマの梶さん
そして、その後ろからトラの尻尾を振り回して梶さんをペシペシしてる谷山さんが入ってきた
「おはようございます」
そしてまた流れるように飲み物が手渡され
ありがとう、という何度目かのやり取りがなされる
ｶﾞﾁｬ
安元「ちょ、鳥さん重いっス」
鳥海「ほら、僕コアラだから」
安元「しがみつくというか、押さえつけてますよね」
鳥海「安元くん鍛えてるから、いけるいける」
安元「もげるもげる。いけないいけない」
オオカミ姿の安元さんの肩を全力で押さえつけるコアラ姿の鳥海さん
鳥海「おはようみんな」
安元「お、みんな早いな」
「おはようございます。どうぞ」
安元「ありがとう」
鳥海「ん、いい香り」
「ふふ、いい朝ですね」
湯気のたつカップからコーヒーの香りが広がる
魅力１（津田ﾒｲﾝ、鈴村、他）→←第一回パジャマパーティー６
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作者名：うるげぃりあ | 作成日時：2023年4月10日 19時
