第一回パジャマパーティー1(西山、安元、梶、江口、下野、谷山、鳥海、宮野、寺島) ページ20
Aside
「西山さん」
西山「Aくん」
「準備は整いました」
西山「ふっふっふ・・・それじゃあ始めようか」
「はい!」
2「「レッツ・パジャマパーティー!!」」
パンッパンッ
西山さんの準備してくださったクラッカーを鳴らし高らかに宣言する
あれ、おかしいな
クラッカーはちゃんと人数分配ったはずなのに我々の2つしか鳴っていない気が
「どうされました皆さん」
安元「いや、どうされたもこうされたも」
梶「まず二人がどうされたのか教えてください」
江口「すごい変な状況だけど」
下野「よかった、付いていけてないの僕だけじゃなくて」
谷山「なんとなくわかってる。わかった上で聞こう。どした」
鳥海「マモちゃんトカゲ?恐竜かな?似合ってるね」
宮野「鳥さんも似合ってますね、コアラ」
寺島「こっち、若干二名馴染んでます」
口々に呟く先輩方
しかしどうやら多数の意見は状況説明を求めるもののよう
「説明ですね。わかりました」
安元「頼むわ」
「つまるところ、こういうことです。パジャマパーティーをしましょう」
梶「説明をしましょう」
「え。」
安元「わかるように、な?」
「は、はい。ちゃんとします。先日西山さんから、パジャマパーティーという催しが
世界各地で開催されている由緒正しき年中行事であるとの情報を入手しまして」
宮野「さっそく雲行きが怪しい」
下野「清々しいくらい間違いしかない」
「えっ?」
西山「まあまあ、続けてください」
「あ、えっと、それでですね。伝統衣装でもあるパジャマを西山さんからいただきまして」
鳥海「伝統衣装…」
江口「着ぐるみパジャマが」
安元「その伝統に関して、長らく地球で生活しているA。疑問は?」
「動物の生皮を剥いで贄とする儀式は珍しくありませんし、それの派生なのかと」
西山「えっ」
主催者側から唖然とした声が漏れる
一瞬静まり返る空間
えっと…何か変な事を言ってしまっただろうか
谷山「だとしたら俺たちすごいヤバイ団体だよ、今」
江口「そんな催し嬉々としてやっちゃダメだよ」
「えぇと、今はカジュアルな催しなのかと思っておりました」
寺島「確かに時代の流れによってだいぶラフになった催しとかも多いからね。ハロウィンとか」
「そうです!なのでパジャマパーティーもそういうものかと」
寺島さんの助け舟に全力で乗っかる
ヤバイものを見るような視線がいくらか和らいだ
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作者名:うるげぃりあ | 作成日時:2023年4月10日 19時