時に普通の出会いあり４ ページ30
浅沼side
神尾「個室にしといて正解でしたね」
「すごい反響でした。さすがです」
きょろきょろと個室内を見回すAくん
浅沼「響いたねー。あ、そうだAもなんか飲む？乾杯しようよ」
「では、浅沼さんと同じものを」
浅沼「おっけー」
先に来ていた俺たちは既に注文済み
タブレットで僕と同じハイボールを注文する
駒田「Aくんってお酒飲めるの？」
「はい。飲めますよ」
駒田「そうなんだ。なんか勝手にお酒とか弱そうなイメージだった」
「そうですか？ほかに何か印象とかあります？」
駒田「印象？」
「はい。そういえば誰かに私自身の印象を伺ったことがなかったので
どんな印象を持たれているのかなと」
興味津々な顔を駒ちゃんに近付けるA
駒田「んー。ミステリアスでクールで」
浅沼「不思議ちゃんで明るくて」
駒田「かっこよくて知識が豊富で」
浅沼「可愛くて世間知らずで」
駒田「堂々としてて貫禄があって」
浅沼「寂しがり屋で天然で」
駒田「一人で何でもできそうな人」
浅沼「みんなと何でもやりたい子」
神尾「綺麗に真逆。俺はどちらかというと駒ちゃんのイメージに近いけど…」
浅沼「まぁ、僕も最初は駒ちゃんと同じイメージ持ってたかも。最初だけね」
「えっと･･･？」
ｺﾝｺﾝ
店員「失礼いたします。ご注文のハイボールです」
「！？いつの間に頼んだのですか？」
浅沼「さっきタブレットで頼んだよ。あ、お酒はこの子に」
「あ、すみません。ありがとうございます・・・しかし、たぶれっとですか
最近ようやく呼び出しベルを理解したばかりなのに…新たな刺客の登場ですね」
タブレットを持ち上げて四方八方から眺めるA
浅沼「まあ、いざ蓋を開けてみればこの通りよ」
駒田「なる、ほど。確かにクールというより…」
「ん？浅沼さん何やら画面が変わってしまいました」
浅沼「え、どこ押したの」
「す、すみません」
浅沼「もー…これ何語？」
「ラオ語ですね」
浅沼「そういう知識は豊富だね。えっと、ここ押してホームに戻って日本語にして
これ押したらここに注文内容が出るから」
「なるほど。これでお店の方に注文が･･･テレパシーのような物ですね」
満足げな表情で納得しているAくん
浅沼「ね？」
神尾「確かにイメージとはだいぶ違いますね」
駒田「でも、そのギャップがむしろ」
浅沼「あ、気付いちゃった？」
「なんですか？」
浅沼「Aが可愛いって話」
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猫。 - 推しが絡んでる...！推しと推しが...！紀章さんと諏訪部さん大好きで、うらつくあんまり二人出てこないので嬉しかったです！ありがとうございます！ (2023年4月23日 18時) (
レス) @page7 id: f02eee6231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うるげぃりあ | 作成日時：2022年5月14日 0時
