呼び方５ ※あだ名機能を使用しております ページ12
岡本side
咄嗟に出た言葉が、告白したみたいになってしまったけど
Aくんのことは確かに好きだし
「私が好きな人に、そして私を好きでいてくれる方に何と呼ばれても嬉しいですよ」
岡本「確かに、そうだね･･･」
少し難しく考え過ぎてたのかもしれないな
あんまり相手をよく知ろうとしないで
噂や印象だけで勝手なイメージを持っていたのかも
実際話していると、とても優しくて暖かい
岡本「じゃあ、そうだな･･･A。Aって呼ぼうかな」
「Aですか」
岡本「親し気でよくない？」
「はい、いいですね」
嬉しそうに笑ってくれた
これからAって呼ぶたびにこの笑顔が見られるのかな
そう思ったらなんだか嬉しいような、恥ずかしいような…
岡本「A…」
「はい、岡本さん」
岡本「っ・・・」
やっぱり恥ずかしいな
「？どうされましたか」
岡本「な、なんでもない」
櫻井「Aかぁ」
「いいですよね。どうですか、この機会に呼び方を変えてみるのも」
櫻井「俺は当分陛下でいいや」
「そ、そうですか･･･頑なですね」
浅沼「Aくんも･･･あ、殿下も」
「わざわざ言い直さなくていいですよ。というかやっぱり定着してませんよね？」
浅沼「そんなことないよ。殿下も岡本くんのことなんかニックネームで呼ばないの？」
「呼び方ですか。とくに岡本さんと呼んでいて不自由はないですし･･･」
賢章「でもなんか、苗字にさんって距離感じない？」
「そうなのですか？ではなんとお呼びしましょうか」
岡本「え、僕は別になんでも大丈夫だけど」
「そうですか？では、信彦さんはどうでしょう」
岡本「の、信彦さんは…なんか･･･」
なんか夫婦みたいで…恥ずかしい
櫻井「なんか夫婦みたいだね」
櫻井さん！？言わなかったのに！
「そうなのですか？信彦さん」
岡本「いや、あの…」
「別の呼び方のほうが良いでしょうか･･･信彦さん？」
浅沼「どうした、顔赤いぞ」
岡本「いや、ちょっ・・・呼ばれ慣れてないから、その呼び方･･･ちょっと変えよう」
「そうですか･･･しかし、それでは･･･」
岡本「あの、最初のでいいよ、岡本で」
「よろしいのですか？」
岡本「うん、ほら僕もAにならなんて呼ばれても嬉しいから」
「ふふ、では岡本さんと」
岡本「うん」
苗字にさん付けでも、Aに呼ばれるとなんでこうも嬉しいんだろう
やっぱり不思議な子だな・・・
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猫。 - 推しが絡んでる...！推しと推しが...！紀章さんと諏訪部さん大好きで、うらつくあんまり二人出てこないので嬉しかったです！ありがとうございます！ (2023年4月23日 18時) (
レス) @page7 id: f02eee6231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うるげぃりあ | 作成日時：2022年5月14日 0時
