転移者、家を買う…いや、作る。 おまけ ページ43
寺島side
Aの家を作ったその日は出来立ての新居でお泊り会になった
安元さんの料理をいただきながらゲームをして風呂に入って好みのベッドで眠る
居心地が良すぎて住みたくなったけど、自宅で待ってる嫁がたくさんいるので帰宅した
今度ショーケースとかも置いといてもらおうかな・・・
そんな日から数日が経ち、またAと同じ現場になった
寺島「お疲れ様、A。新居の居心地はどう？」
「お疲れ様です、寺島さん。んー、あんなに広い空間に一人きりだと寂しいですね」
寺島「そっか。Aテレビとか見ないの？」
「てれび？」
寺島「あれ？あ、そういえばあの時は配線とかも俺たちがやってゲームしかしてないか」
「ゲーム機の事ですか？少し遊びましたがやっぱり大勢でやる方が楽しいです」
寺島「まあそうだよね。でも、実はあの液晶、画面の事ね？あれテレビって言って
お笑い番組とかいろんなのが見れる機械なんだけど」
「そうなのですか？ゲームをするための機械ではなかったのですね」
寺島「そうそう。ほら、安元さんとか関さんがやってる声優の番組とかも見れるんだよ」
「え！見たいです！」
寺島「あー、じゃあこの後空いてる？俺も暇だからまたAの家行って配線とかやるよ」
「よろしいのですか？」
寺島「うん。俺も居心地良いからまた行きたいと思ってたし…」
「それでは早速！」
よっぽど嬉しいのか、少し興奮気味のAに手を取られると
スタジオの建物内の景色が一変、見覚えのあるリビングになっていた
寺島「人生で二度目の瞬間移動もこんなあっさり…そして靴脱いでないし」
「あ、すみません。玄関に送っておきます」
消えた。靴が。
しかしもうこの程度で狼狽える私ではない
と、思っていた時期が私にもありました
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プラスチック(プロフ) - 初めて読むテイストで、とても面白かったです。強いけど天然で可愛がられる主人公、いいですね。 (2022年2月21日 22時) (
レス) id: 897ac6c9fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うるげぃりあ | 作成日時：2022年2月13日 19時
