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💚｢今日も起きたらしいな。魔犯罪。｣
💜｢あーらしいね。ホント物騒やわ。｣
💛｢全寮制になった所でこうやってまた事件が起きるんやったら意味ないやん。｣
❤️｢今日のはどこで起きたん？｣
💚｢校舎の中。｣
ギョッとした。
多分ほかのみんなも同じだろう。
今までは登下校を狙った事件だった。
だから、みんなの通学路で狙われることが多かったのだが、
今回は校舎の中__
安全な場所はどんどん蝕まれていってる。
💛｢大丈夫やって。そんな顔せんでも、俺らが守るからな？｣
｢え？変な顔してた、？｣
💛｢ええ随分と。恐怖とかそんなもので支配された顔してはりましたよ。｣
笑った顔が1番です。
そう言って私に笑いかけたセンラ。
❤️｢センラほんっっまにきしょいわ！！！食べ終わったならはよ皿洗えや！！｣
💛｢今食べ終わったんですー。いっつも食器片さないで、自分の部屋行くさかたに言われたくありませんー｣
❤️｢なんやと！？｣
💚｢おいおめぇら静かに食事もできねぇのかよ…｣
呆れを通り越して、困る域まで達してるうらたをよそに私もあははと笑うことしか出来なかった。
4人といれる時間はこういう食事の時しかない。
私のことを守ってくれるって言ってくれたのは本当に嬉しい。
けど、何時でも護衛してくれる訳じゃない。
何時でも私のそばにいてくれる訳じゃない。
そんなのわかっていたけど、
やっぱり今のこの状況私はとってもビビってる。
魔犯罪のターゲットにはなりたくない。
ただただそう毎日思って生活している。
でもそんなのおまじないに過ぎなくて、
私ももう少し強かったら、せめて護身の魔法が使えたら、
私だってもっと怯えずに生きれたのに。
正直、毎日生きるのが怖すぎる。
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作者名：むん | 作成日時：2023年5月29日 21時
