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「そんなことして面白いのかよ」
「面白いって言うか、嬉しいって言うか······?」
私はその類いに関しては嫌な思い出しかないからあまり言えないけど。
すると、伊之助はガシッと私の肩を掴んで、彼と対面するように向き合わせた。
油断していた私は、彼にされるがままの状態だった。
少しずつ近づいてくる彼が何をしようとしているのか、察してしまった私は制止の声を
あげようとすると、それを遮る高音の叫び声が。
「い、いのす」
「伊之助おまぇえぇぇぇぇええ、何やろうとしてんだよぉぉぉぉおおおお!?」
「うっせぇ紋逸!!ヴオァッ!?」
襖から此方を指で指して、目を見開きすごい顔をしている善逸の乱入により
阻止されたものの、目の前にいた伊之助が突然後ろへ飛んだ。
驚いてみると、炭治郎が伊之助をガッチリと押さえて自分達の部屋に連れ込もうとしていた。
「止めるんだ伊之助!兄ちゃんお前にそういうのはまだ早いと思う!」
「俺はお前の子分じゃねぇ!!」
離せ離せ、と騒ぐ伊之助に炭治郎はやけくそになって俺で試していいから、と言うと
かなり本気の顔でそれは駄目だと思う、と伊之助から冷静に突っ込まれていた。
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レミィ - 面白かったです!今コロナが流行っているので気を付けてください! (2020年3月9日 11時) (レス) id: edb0276662 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ - とても面白かったです!私もこんな小説が書けるようになりたいです! (2020年1月28日 16時) (レス) id: 113690dea7 (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - 零さん» 本当ですね、すいません!ありがとうございます! (2019年10月17日 1時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 「吾妻」じゃなくて「我妻」だと思います。間違ってたらすみません (2019年10月16日 23時) (レス) id: ac710565be (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - 雪乃さん» 教えてくださりありがとうございます!すぐに直します!指摘コメントありがとうございました! (2019年10月13日 10時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
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