【鬼滅の刃】柱が溺愛する××さん。

××さんと我妻善逸 ページ14

善逸視点




「ムリイィィィィイィイイイイ！！！！

馬鹿なのっ！？ねえ馬鹿なんでしょ無理に決まってるじゃんよおぉぉぉ！！！


昨日の炭治郎との手合わせ見てて敵わないの分かってるでしょ何で俺もしなきゃいけないんだよぉ

無理だって俺この中で一番弱いもん守ってもらわないと死ぬぅぅぅぅ！！！」




「こらっ、うるさいぞ、善逸！！」







ビービー泣いていると炭治郎がうるさいと縁側から一喝してきた。

Aさんを見ると面白そうに笑っていた。


普段はとても綺麗で見とれてしまうその笑顔も今だけは怖い。本当に。




「大丈夫だよ善逸、鬼みたいにザクッと斬ったりなんてしないからっ！」

「いや斬らないなら木刀でいいじゃん何で日輪刀でやるの本気じゃん······死にます」





そう言うと、だって鬼と戦うときは日輪刀で戦うし、とのほほんとした顔で言っている。


こっちは鬼じゃないんだよ生身の人間なんだよ、そして俺女の子斬る主義じゃ無いからね、

刀持たされても逃げることしか出来ないから、うん。





「キリがないからはじめるね、スタート」

「ァァァァアアアア来ないでエェェェェ！！！！！！」(汚い高音)








あーだこーだ言っているうちに始まった手合わせも、やっぱり本気になってすることはなくて

終始逃げ続けた俺は案の定Aさんに捕まった。

××さんと嘴平伊之助→←××さんと竈門炭治郎

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す