発見12 ページ14
道端の猫と遊んでいたら、クラスメイトに見られた。
何時もは、ハルヤ様に言われた通り顔に出ないように努力してるんだけど。
さすがに恥ずかしい。
「もうね、この子スッゴい可愛いのっ!!
にゃ〜って猫に言ってたんだから!」
「も、もぅやめてくださいっ······」
恥ずかし過ぎて、今すぐ此処から消え去りたい。
机に真っ赤になった顔を見られないように突っ伏して目を閉じた。
恐る恐る目を開けて、ハルヤ様をちらりと見ると
ニヤニヤしながら私の顔をみた。
ハルヤ宅
「ねえ、本当に言ったの?にゃ〜って?」
クスクス笑いながらずっと聞いてくる。
恥ずかしさでどうにかなってしまいそうな心を落ち着けるため、クッションで
ハルヤ様を軽く叩いた。
「別にいいじゃ無いですか!何が悪いんです!?
大体、ずっと真顔なんて無理に決まってるじゃ無いですか!」
痛い痛い、と笑いながら言ってくるハルヤ様から離れて、
その様子を眺めていたフクロウさんのもとへ行った。
「フクロウさん、ハルヤ様にいじめられました······」
「悪意があって言ってる訳じゃ無いんですよ」
宥めるように私の頭を撫でる。
「そうそう、ちょっと信じがたかったから聞いただけ。
その様子じゃ、本当らしいな」
そして、また笑ったのだ。
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Kaede(プロフ) - 地炎 美羅さん» ありがとうございます!頑張ります(*´∀`*) (2018年11月13日 21時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
地炎 美羅(プロフ) - とても面白いです! (2018年11月12日 19時) (レス) id: 58dbd0a658 (このIDを非表示/違反報告)
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