【第5人格】お兄ちゃんと結婚するって言ったじゃん!! (ページ26)

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23話ページ26

イライ｢今院内解読70%だよ｣

ガチャガチャ

イソップ｢女神もう上がります｣

ｶﾞﾁｬﾝ

ビクター【今正面ゲート解読始めました】

………

(せ、専門用語だらけで分からない……女神？どこ？)

イヤホンから聞こえる声に耳を傾けながら解読をしていると

ﾄﾞｸﾝ!

(!!は、ハンターが近くに……)

小屋の物陰に隠れていると近くからニュルニュルと足音が聞こえる……

(ど、どうにかして伝えないと……)

｢あ、あの……小屋…だと思うんですけど…ハンターがいます……｣小声

イソップ｢大丈夫！？おわれてない？納棺しとく？｣

イライ｢イソップくんまだ早いよ｣

ビクター【一応お手紙送っときます】

｢あ、ありがとu｣

ハスター｢あ！見つけたのだ～｣

上を見上げると窓枠から私を見下ろしているハスターさんが見えた……

｢は、ハンターが近くにいる!!!!!!!!｣

これからチェイスという名の鬼ごっこが始まります

暗号機は残り3台……でも今ビクターさん、お兄ちゃん、イライさんが解読している途中なので実質0……

(どうにかして終わるまで耐えないと……)

イライ｢慌てなくて大丈夫だから…いつでも呼んでおくれ｣

｢は、はい…｣

さすが先輩だなっと思う,的確で安心出来るアドバイス…
そんなことを考えていると

ﾜﾝﾜﾝ!!

ウィッグの声が聞こえたとともに紙を渡された

｢う、ウィッグ？………あ、お手紙……ありがとう……｣

ハスター｢うぬ～手紙の効果で足が早くなったのだ～｣

大変なのだ～っと後ろで言っている…
足が早く………あ、確かに心做しか足が早くなっている気がする……

ハスター｢でも攻撃が当たるのだ!!｣

真後ろまで迫ってハスターさんが腕を振り上げた

(な、殴られる)

そう思い咄嗟に胸にかけてあったネックレスを強く握ると

ﾊﾟﾁﾝ！

何かがぶつかる音がした……

ハスター｢う！それがお主のスキルなのだ～少し厄介なのな～｣

スキル……すごい!!
そう考え少しでも距離を稼ぐために板を倒していると

イソップ｢寸止め完了｣

もうそんなに進んでいたのか…
チェイスに夢中になっていたので暗号機の数に気づいていなかった…

ハスター｢もう1回!!今度こそは当てるのだ!!｣

しまった…ハスターさんに気づかなった…まだスキルは使えない…今度こそ殴られる

ﾋﾟｨｰ

｢え？……ポッポちゃん!!｣

痛みを待っていても一向に来なく後ろを見てみるとポッポちゃんが攻撃を受けていた

イライ｢さぁ早く逃げて｣

｢ありがとうイライさん｣