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「すみません皆さん、付き合わせてしまって!
お先、失礼します。ごゆっくり〜
では、センパイ……ついてきてください」
「え、お、おん……」
そう言い、坂東の手を引いて別室へ向かった。
ー
「…う、うちをここへ連れてきて何するつもりなん?」
「お話がしたくて……!
センパイって……
整形なされましたよね?」
まっすぐ見つめて問うと、なんで知っているんだ、と驚かれてしまった。
「Aは別にいいと思うんですけどあまりオススメはしません。今回は成功されたので良かったですが、失敗すれば元も子もありません。
確かに、自分の思い通りにいかなかったりするとそういうことを考えたくなるのも、自分の思い通りにしたいのも分かります。
でも、貴方を見失わないで」
「…っそ、あんたに言われんでもわかってるわ……でも、ありがとうな」
「いえいえ!それじゃあコレ、受理できますよね?」
「……………………ぇ」
小さく漏れた声とともに、ストンと床に座り込んだ。
「どうされました?」
「……なんで、なんでうち退部なん…?」
(バカなの??…この人に話すだけ時間の無駄だねぇ)
顔を真っ青にさせた坂東に、にっこりと笑ってみせる。
「まさかぁ!センパイってばあれだけしておいて戻れると思ってたんですか!
びっくりですよ。
センパイってそういうところがダメなんですよ?」
しゃがみこみ、目線を合わせる。
「…っくそが!!
お前なんか!お前なんか!!」
目を血走らせ自暴自棄になりつつある坂東は、こちらへ隠し持っていたカッターをカチカチカチと刃をだし、斬りかかってきた。
「…はぁ」
"肥前忠広"
と、呟けば桜の花びらが舞い降り、刀剣男士が現れる。
「動き、遅せぇよ」
「っが!………」
肥前は出てきて早々に坂東に手刀を食らわせた。
そうすると、坂東は意識を失い、倒れた。
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あまね(プロフ) - すき (8月6日 2時) (レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ウーロン茶 - この作品めっちゃ好きです!!!!!!更新楽しみにしてます!! (2023年2月22日 15時) (レス) id: a38d2d112e (このIDを非表示/違反報告)
人。 - 夢主ちゃんの性格とか話し方個人的にすき。更新頑張って下さい‼ᕦ(ò_óˇ)ᕤ (2022年9月25日 20時) (レス) @page46 id: 8a31f1ca56 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - とっても面白くて、続きがたのしみです。 これからも応援します!! (2022年7月24日 21時) (レス) id: 83697b1c32 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん - こんにちはー 夏休みに私の学校は入って最近夢小説見れてなかったんですけど、更新されてて早速読みました。 今回も面白くてやっぱり作者さんはすごいなーって思います。 これからもずっと応援📢してます (2022年7月16日 9時) (レス) id: 9dab0a0f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピロリロリン | 作成日時:2022年2月16日 23時