カワイイは、最強なんだよ？【ハイキュー】

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｢あっ、清光くん、安定くん！
ごめんね、歯ブラシだけに来てもらっちゃって…遠いのにお疲れ様！今度一緒に買い物いかない？｣

｢はい、これ。
いーよ、全然疲れてないし。むしろもっと頼ってくれて良いんだからね？あと買い物は行く｣

｢そうだよ。お嬢はすっごく溜め込んじゃうし｣

｢ところで……そいつ誰？｣

清光は治の方を指さした。

｢指さしちゃダメだよ！あの人はね、Aの他校の先輩！宮治さんだよ。今度みんなと会いたいって言ってたんだけど……｣

｢え〜、ダメだよ。極悪非道な外道野郎だったらどうするの？首落とすよ？｣

見た目にそぐわずえげつない発言をする安定。

｢こら、ダメでしょ！……と、家族は言ってるんですけど…すみません、でもいつか遊びましょうね！｣

そう言い治の方を見た。
だが治は話についていけなかったらしく、目を点にして、ポカンと立ち尽くしていた。

｢……あ、ぉお、おお……いつか、な｣

テンパリ具合が激しいようだ。

｢あ！絶対に鶴おじいちゃんと三日月おじいちゃん達はこっちに来させないでね！
長谷部くんは……うーん、ダメだね。この光景見るだけでもヤバそうだもん。次郎お姉ちゃんも絶対お酒飲んでるしダメ。一期お兄ちゃんや乱ちゃんたちは大丈夫、かな。
もし次来るならちゃんと常識わかってる人ね！｣

｢はいはーい｣
｢じゃあね｣

彼らはそう言い出ていった。

｢なんか……えらいイケメンやったな｣

｢うーん、そうなんですよね。本当にかっこよくて……だから女性から反感買わないか怖いです！｣

(でも……アンチさんみたいな人がいたとしてもAのカワイイは最強だから、大丈夫。ちゃんとAを愛してくれる人がいる。それに、みんながいるもん)

心の中で自分に言い聞かせた。

｢ほな、戻ろか｣

｢はい！｣


ー
じろちゃん名前間違ってました、すみません。

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