カワイイは、最強なんだよ？【ハイキュー】

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｢え……｣



｢だ、だって、A……お兄ちゃん達とよく過ごしちゃったけど、本当はみんなといたかったし、それにマネジメントもしたかった！ローテーションだから仕方ないけどやっぱり寂しいんです！｣


｢……っほんっと可愛いね！！うちのマネージャーは！｣

そう言って先輩は抱きつく行動をとった

｢あっ、だ、抱きつくのやめてください！！｣

抱きつかれる前に拒否をする
流石に年齢が年齢だ。思春期や様々な感情があるだろう。
流石の自分も抵抗がある


｢なんで！？｣

｢……とりあえず及川、お前は一旦黙れ｣

｢岩ちゃん酷い！｣

そんな先輩の頭を岩泉先輩が雑誌ではたく
どこから持ってきたんだ

｢A、俺らを頼っていいんだからな？｣

なんだか話の軸が変わってきた気がするのは気のせいか

｢はっ、はいっ！Aたっくさん頼っちゃいますね！｣


まぁ、悪い方向に向いた訳では無いし、むしろ良い方向へ向いたのだ。これは喜ばしいこと。
ねぇ、センパイ。
いまのAを見ても潰そうと思ってるの？
明日はいつもより滑稽にみえちゃうなぁ

ー

｢あれ、なんだろう

Aさんへ、謝りたいことがあります
体育館裏へ昼時に来てください……？

あぁ、センパイかな、ふふふっ｣


こんなわかりやすい手紙
きっとお昼にAを痛めつけるんでしょう？
バレバレなんだよね、このセンパイ
まぁ、そんな事どうでもいいから練習の方へ集中しよう

｢あっ、稲荷崎さん！おはようございますっ！
今日はAが担当させていただきます！
えっと、確か……尾白アランさん、大耳練さん、赤木路成さん、でよろしかったですか？｣

｢おお、礼儀正しい子やん！｣
｢よろしくな｣
｢おお、あってるで！｣


｢えへへっ、良かったです！では早速練習に移りましょうか！｣


ー
雪さん、いつもコメントありがとうございます。
とても励みになります。これから、皆様のご期待に添えられるよう精一杯頑張りたいと思います。

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