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姉、気づく ページ7

いや、本当に。あれからなんっっも無いわ。




………ガチでヤバイだろ、コレ。








……………という訳で、冒頭に至る。









悟と背中合わせに座った私は、嬉しくて笑みを溢す。





『(え、ヤバイ悟の背中カッコいい)』



………自分でも何言ってんのかよく分からん←


取り敢えず悟ってナイスガイ。









そうこうしていると、ふと。









『(…え、待って悟の手デカ過ぎ??)』




私の横に、悟の手が置かれている。
どうぞといわんばかりに。

しかも、こんなに綺麗な手ときた。
どうぞといわんばかりに。









…………これはもう握るしか無いだろ←




悟の手、絶対ゴツゴツしてて、男子っぽいよね!




きゃっ!ときめいちゃう(はあと)!







『ちょっとだけ…』




そろそろと手を伸ばし、静かに息を整える。




……そのまま私の小さな手は、悟の手の方へ進んで行き_________、









__________________ぴと。






私の小さな手と、悟の大きな手が、重なった。


……次の瞬間。


私達を鋭くも柔らかい光が包んだ。

弟、背後を取られる→←姉、決心する



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作者名:春紛い | 作成日時:2021年1月18日 0時

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