姉、歓喜する ページ4
『ブェッッッックシュッッ…、風邪か??』
やっべ、鼻水出たじゃん!きったね(お前の)
私は背中に走った背中に、少しだけ身震いをした。
『つーかこの部屋、暖房とかつけろよ…』
どちゃくそ寒い(真顔)
_________Aの言う“この部屋”というのは、
五条家の屋敷の隅にある、6畳ほどの小さな部屋である。
冒頭の通り、どちらかと言えば“物置部屋”といった方がしっくりくるレベルの部屋だ。
金持ちの五条家でも、Aの生存時から暖房はつけていなかった。
あら残念。
…いや待て。私が生きて使ってるときから暖房つけなかったとか鬼畜??
悟を見習えよ。悟この前、捨て猫にクッキーを(ちょッッッッと)あげてたんだよ?
»可愛いかよっっ«って天を仰いだよね。
そんでもって優しさの塊だと思うよね(迫真)
『あーもー本当に悟に会いたいぃ……ア¨ア¨ッ』
あ、最後発作がッ。すまん忘れろ(強制)
第一、悟が今日みたいな意味分からん集まりに一々呼ばれてるのが、気の毒でならないんだが。
天才のナイスガイの扱いがなってないなージジイ共。
………いやまぁ??
悟に月イチで会えてウレシーッッ!!
……とかは??
……断じて??
……思ってませんけど??(※フリです)
……うんっっ、悟に会いに行こうか!(ヤケクソ)
そうと決まれば早く!!早くいこう!!
善は急げだから!!急がば回れだから!!(?)
とりま、悟の部屋行くか!!
『さっとっる〜♪…さっとっる〜♪…』
私はノリノリで立ち上がった。
この扉を潜り抜けて、廊下を進めばー♪
愛しい我がおトゥu(((((殴
………………oh?????
「……こんなせっまい部屋、姉貴が使ってたのかよ……………」
…………え?
「暖房もねーし。ウチの奴等どーゆー神経してんだよ」
……………ええ??
…………………え、ガチか。
『………
悟が私のこと認知してる上に会いに来てくれたァァァァァァァァァッッ!!』
お姉ちゃん泣いちゃう。ぴえん。
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作者名:春紛い | 作成日時:2021年1月18日 0時