【ピウス・レーニス】 ページ3
【ピウス・レーニス】
「私欲の為にここまでするだなんて、どれだけ自分が可愛いんですか?」
「……あそこまでする必要、ありました?」
【概要】
本作品主人公の一人。闇オークション職員兼、レストラン従業員。淡い紫の髪に緑の瞳という容姿を持った貧困者出身の21歳。この世界でも希少な「治癒魔法」の持ち主で、家族が働ける状態に在らず、参っていたところに闇オークションから目を付けられ、半分騙される形で就職。闇オークションで働いているのは本意ではないという割と一般的な思考をしているが、一方で猟奇的な面も持ち合わせる。
【人物像】
一人称は「俺」で、上下関係ない敬語と真面目な振る舞いが特徴。時に毒舌な言葉を吐くこともあるが、無駄な正義感や人情、言うところの優しさが捨てきれていない。そのせいで「ここで働くことを何も思わない人達」と共に行動した際、価値観の違いや商品達への扱い方など、様々な面で悩んだり心を痛めたり。
同僚の先輩であるアルマとは仲がいいのか悪いのか、彼が理解できないのは現在進行型であるし、彼のナルシスト発言には呆れているような面も見られたが、一悶着あった後には溝が少し埋まったような…? 「殺すくらいなら殺されて相手の人生を狂わす方がいい」という猟奇的思考から、本当に殺されそうになっても自身に治癒魔法を使わなかったりと、やはりどこか普通ではない。
【出自とオークション内での立ち位置】
貧困者出身であり、レーニス家長男。下に弟が一人、妹が二人いる。父は若い頃に事故で亡くなり、働ける母とピウスで家庭を回していたが、過度なストレスと過労の為か、母が病気にかかってしまい、ピウスのみでは家系を回せなくなる。高い給料の出る職場を探していたところ、レストランの求人募集を見つけ、応募。魔法のせいもあり、かなり簡単に受かるも闇オークションということは知らず、就職のち、後悔することになる。
オークション内では治癒魔法を使える人材、ということもあり、大怪我をした人や商品がいれば治療を頼まれることが多い。まだまだ新人で、教育期間が終了してから一年も経っていないが、真面目な性格もあり、信頼は大きい。それと同時に妬みも募っている。レストラン内ではレジ打ち担当。見事な手さばきで客を圧倒させることも。
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