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家に帰り、秀明の準備をいつも通りして庭の門扉を開けた。
空はもう薄い赤色に染まっている。
私は早歩きで秀明へ向かった。
鞄にあのノートを入れて……
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退塾届けはママから出してある。
あとはこれを乗り越えるだけ。
そう思っていると最後の秀明が見えてきた。
私は周りからの冷たい視線に耐えながらも受験Bの教室に入る。
今日は八時に職員会議があるから早く秀明が終わるらしい。
最後の授業は国語だった。
私が一番得意で«嫌いな»教科。
(最後なんだから……)
私はそう自分に言い聞かせて授業を受ける。
授業の内容は古典だった。
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あやね - 続きか楽しみ!頑張ってください!!!! (2021年6月29日 17時) (レス) id: a6cd23a049 (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 頑張ってください!!!!!!!!!!!!! (2020年9月22日 14時) (レス) id: 1879a9c3fe (このIDを非表示/違反報告)
雀 - 次の更新が楽しみ。頑張ってください (2018年8月14日 17時) (レス) id: 4ec73e4055 (このIDを非表示/違反報告)
CHIHO - ファイトー (2018年2月18日 15時) (レス) id: 86b0647779 (このIDを非表示/違反報告)
ローラ - 続編、やってほしいです! (2018年2月10日 7時) (レス) id: 045ee1893e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マス | 作成日時:2017年10月15日 9時