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若武side
気が付くと、アーヤは立ち上がっていた。
「ごめんなさい。此処に私がいると邪魔ですね。もう帰りますから」
すると思いついたように、鞄からある物を取り出して教卓の上に丁寧に置く。
見ると、事件ノートだった。
他の奴らもそれを見るためか教室の中に入っている。
そして、事件ノートだと分かると驚いたようにアーヤのほうを向いた…はずだったが、もう教室の中にいなかった。
「逃げている…」
「俺たちにか…」
黒木と上杉が絶望したように呟く。
俺は反射的に教室から飛び出し叫んでいた。
「おい、待てよ。アーヤ!」
左側にアーヤの姿がある。
全速力で追いかけた。
後ろは他の上杉と黒木も追いかけてきている。
それに、事件ノートを持って必死に追い付こうとする小塚。
アーヤは前より足が速くなっていた。
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あやね - 続きか楽しみ!頑張ってください!!!! (2021年6月29日 17時) (レス) id: a6cd23a049 (このIDを非表示/違反報告)
なつ - 頑張ってください!!!!!!!!!!!!! (2020年9月22日 14時) (レス) id: 1879a9c3fe (このIDを非表示/違反報告)
雀 - 次の更新が楽しみ。頑張ってください (2018年8月14日 17時) (レス) id: 4ec73e4055 (このIDを非表示/違反報告)
CHIHO - ファイトー (2018年2月18日 15時) (レス) id: 86b0647779 (このIDを非表示/違反報告)
ローラ - 続編、やってほしいです! (2018年2月10日 7時) (レス) id: 045ee1893e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マス | 作成日時:2017年10月15日 9時