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story.75 ページ27






「おじゃましまーす」



手当中だったけどそう言って入ってきたのは天月さん。


凄い笑顔で目の前に来た。

それから、笑顔のまま可愛いねと一言。


…なんなんだこの人達は。


ゆっくり人の顔を物色したと思ったら

最初に顔についての感想を述べる。

しかも、腕の手当中なのに笑顔で何事もないような表情。


褒められて嫌な気はしないけど。



「天ちゃん天ちゃん」


「んー?」


「自己紹介忘れてますやん」


「…天月って名前で歌い手してます。

蜘蛛音さんのファンなので後でサインもらいます」




…サイン。


一応はある。

リスナーさんに準備しとけって何度も言われたから。


まさか本当に使うとは思ってなかったけど。

…いや、冗談かもしれない。



「さぁ、天月さんよ。

荷造りの手伝いをするんだぞ。大事な男手なんだからな」


「まるでそのために連れてこられたみたい。帰ろうかな」


「おい?」



本当にそのまま帰ろうとする天月さんを止める猫さん。

それを見てる私。



「96ちゃん96ちゃん」


「んー?」


「小っちゃいね」



唐突に始まったコント。


天月さんがニヤニヤしながら言ったその言葉に

まるで来ると分かっていたかのようにうるせぇって被せ気味に。


それから部屋に案内する。


大丈夫。片付けたから。





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れいら(プロフ) - 青黒狐さん» 返信に1年もかかり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます。この作品が、青黒狐様にとって素敵な作品になれたなら、とても嬉しいです! (2021年1月9日 13時) (レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ゆうさん» 返信に1年もかかり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます! (2021年1月9日 13時) (レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
青黒狐(プロフ) - あなたの文章に惹きつけられました。読めて良かった。本当にありがとう。 (2020年3月28日 1時) (レス) id: 9d8461f712 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - すごく面白かったです!(今更) (2020年1月5日 18時) (レス) id: c9130f71a4 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - お聖さん» コメントありがとうございます!返信遅くなり申し訳ありません。たくさんの褒め言葉、とても嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年8月17日 8時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luna x他1人 | 作成日時:2019年3月28日 16時

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