外れくじは思わぬところで当たりに変わる ページ50
緒方
「ここね....えーっと掃除機掃除機」
馬場
「おーなんだこいつ、生き物みてえに動いてる」
緒方
「ああそれ自律型ロボット掃除機。ゴミのある場所に行って自分で掃除してくれるんだってー」
馬場
「まじかあ、お前すげえんだなー掃除機.....」
緒方
「んー、やっぱこの掃除機がすごい吸いそうなんだよねぇ...吸引力変わらないって書いてあるし
でも高い....」
馬場
「おー、すっげー！なー緒方ーこれすげえな！真っ白いの無くなってく！」
緒方
「あ、それも結構いいね....ちょっと見せて」
馬場
「ほい」
緒方
「えーっと値段は.....うう、やっぱりするよねぇ。でもあっちのよりは安いし.....うーん」
馬場
「おー....ひんやり」
緒方
「ちょ、ちょっと馬場君。勝手にうろつかないでよ！迷子になったらどうするの」
馬場
「ん？悪い」
緒方
「全くもう....でも冷蔵庫も最近へたってきたんだよねえ...」
馬場
「これとかどーだ？」
緒方
「それは高すぎるからだめ！」
馬場
「えー？俺ん家の冷蔵庫より安いぞ？」
緒方
「そっ、そうじゃなくて.....高いんだってば」
馬場
「？..........あ！わかっ......？いや、やっぱわかんねー」
緒方
「馬場君には一生わかんないよ高身長め....」
馬場
「そういや掃除機買うんじゃなかったのか？」
緒方
「今日はやめとく。性能はいいんだけどやっぱり値段がね....」
馬場
「ほーん...なんなら俺の掃除機やろーか？」
緒方
「んー....どんなやつ？」
馬場
「開けてねえから新品！」
緒方
「そうじゃなくてね....機種だよ機種」
馬場
「きしゅ......俺機械詳しくねーからなー....あそうそう、これと同じやつ」
緒方
「どれどれ.......っ！これ、いいやつじゃん！7万円くらいするんだよ！？」
馬場
「え！あれそんなすんのか！？....あー、でも俺掃除機二個もいらねえしやっぱやるよ」
緒方
「うっそ！？ありがと！いやあ持つべきものは友達だね！」
馬場
「おう！！ダチは偉大だぜ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翔夜(プロフ) - これ見てて凄く面白かったです！これからの展開がますます気になります！ (2017年11月14日 19時) (
レス) id: 0d43c73be9 (このIDを非表示/違反報告)
まるぴん警備員(プロフ) - おもしろすぎてめっちゃ読んでて楽しいデス！更新頑張ってください！ (2017年9月4日 18時) (レス) id: 34287fdb03 (このIDを非表示/違反報告)
一介の爬虫類 - 馬場君と阿部君がごちゃまぜですね、私。因みに飲み会では皆とは違うものを食べていると思いますね(笑) (2017年8月30日 23時) (レス) id: c85690e8e8 (このIDを非表示/違反報告)
マジカルワールド(プロフ) - 阿部と同じAB型だけど、ほとんど一緒で怖いww (2017年8月30日 18時) (レス) id: 618b8a5122 (このIDを非表示/違反報告)
リンタロウ - 馬場君と気が会うかもww (2017年8月29日 15時) (レス) id: e3dc12f776 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨散々 | 作成日時：2016年12月7日 21時
