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合宿2日目
「佐藤さん、つけたスコアどこ？」
「佐藤、ドリンクちょーだい！」
「俺も！」
「Aさん見ました！？俺のスーパースパイク！」
マネージャーの忙しさは佳境を極める
正直、この量を一人でやるのはかなり厳しいけど
______"「ヘタクソ」"
止まっていると、昨日のことを思い出してしまうから
たくさん動いて、慌てて、自分を追い込んで...何も考えられないようにした
「佐藤、お前大丈夫か？」
あの猛虎でさえ、私のことを心配してくれる
...けど
「へーきへーき。マネの仕事簡単じゃないけど楽しいからさ」
そう言って、からっと笑った
自分の都合を押し付けるのは筋違いだし
それはただの言い訳にすぎないと思うから
「そっか...あっ、ドリンク運ぶの手伝う！」
「いーよ、あんたは試合で疲れてるんだから」
「それはお前もだろ？すげぇ大量な仕事を"一人"でやってるんだから」
「うーん、まぁ...」
ちなみに由香先輩はというと、体調がすぐれないらしくて今は寝てる
っつーことで、私が約二人分の仕事をこなしてるから忙しいわけだけど
まじさ
由香先輩って体調悪くなるほど動いてたっけ？
あの人ほぼ何もやってないよね
意味わからん...
まあ、この人が抜けても私の仕事量はあんまり大差ないから、正直どうでもいいんだけど
「お前まで体調崩されたらこっちも困るんだからよ、お前も少しは自分の体をいたわれ」
そう言ってドリンクとタオルの4分の3くらいを配ってくれた
猛虎に気を遣われるなんて...
不覚、だ
「ありがと」
「おう」
猛虎の優しさに、少し心がほんわかする
....のも、つかの間
「Aちゃん、俺にも」
今一番話したくない人の声が後ろから聞こえて、肩がビクッとなる
振り向くと、そこには案の定
黒尾先輩がいた
「.......ど、どうぞ」
恐る恐るドリンクとタオルを差し出す
「あんがと」
先輩は渡したものを受け取ると、すぐに監督と話しにいってしまった
もう嵐は過ぎたはずなのに、顔が引きつったまま固まってしまう
冷や汗も止まらないし、顔も多分真っ青だ
...どうしよ
もうこれ以上マネ続けられるかな
はあ、とため息がこぼれた
「..............」
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なやぽん(プロフ) - あかりさん» ありがとうございます。この小説、多分完結が相当先になりそうなので笑何卒末長くよろしくお願いします。 (2016年7月28日 21時) (
レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - なやぽんさん» いえいえ、いいんですよ。 うんうんっ、クロカッコいいよね！おっけー、完結するまでずっと応援するよん！！ (2016年7月25日 22時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
なやぽん(プロフ) - あかりさん» あ...本当ですね、大変失礼いたしました。すぐに直します。教えていただきありがとうございました。クロすごくかっこいいですよね、私も大好きです。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。 (2016年7月25日 12時) (レス) id: 35adc3de77 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - あ、あと32話2つありましたよ。 (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - つ、続いがぁ…気になる！！クロ好きすぎて禿げそう←なんかもう2人を見てたらはよくっつけって思うWATASHI←応援してますっ (2016年7月25日 9時) (レス) id: fb7d058e99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なやぽん | 作成日時：2016年3月10日 20時
