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62。 ページ12

勉強を進めれば時が進むのは早いようで。
ものすごいいつのまにか過ぎてる。そう分かったのは
そとが暗くなり始めていたからだ。


ア「あ、もう外暗くなってきたね」

ロ「そろそろ帰る?」

「そうしようか」

三人で会計は割勘をした。
最初は俺が払うよとかアクシアくんとローレンが
二人とも言っていて、それは申し訳ないから私がって
そんな合戦状態になっちゃって……、
収集付かないから割勘というかたちになった。

本当は自分が払うっていうのを順番にしていったら
何回も三人で来れると思ったから
それを仕組もうとしてたのだが、だめだった。
少し気分が落ち込んでいたら


ロ「A、」

ふと、ローレンが話しかけてきた。

「どうしたの?」

ロ「多分またすぐ来れるから心配しなくとも
アクシアだってむしろ誘ってくれそうな感じだし、
安心していいよ、だからそんな顔すんなって」

私の表情から考えてること読み取るの上手すぎませんか?
すごい、気づかれるとは思ってなかったし、
ローレンの優しさがただただ嬉しかった。


「……、うん」


三人で外に出れば、もう外は月が昇っていて
暗くなっていた。


ア「よし、お金も払ったし帰ろうか
んふふ、めっちゃ楽しかった!!」


「そうだね、…皆でご飯、また行きたい」


ア「……!!そうね、行こうか、なんなら賭け勝ったら行こう」

賭け勝ったらかぁ、結果発表終わったらすぐだね、なら
…え、勝ち前提ですよもちろん。
勝ちますから。

そんな会話をしていれば、ローレンが私に



ロ「あーー、そうだ、Aは今日一人でも行けそう?
駅まで俺、付いていこうか?」


と聞いてきた。
個人的には一緒にいたいという気持ちが大きくて。
カフェでの勉強中もローレンの方をたまに見たりとか、
アクシアくんと話をしているところを少し聞いたりとか。


そういうことはしていたけれどあんまり喋れなかったから
少し、寂しかった。だからまだ、
一緒にいたいななんて思っている自分がいて。

前、送ってもらったときにローレンに素直に
言っていいよって言われたけど…どうしよう、
言ってみようか、

「その、大丈夫ならお願いしたいです」


ロ「…うん、分かった。大丈夫よ
じゃ、アクシア、俺送ってくから…また明日」


ア「分かったよ、また明日ね〜」


アクシアくんは帰ろうとすると私の方に来て、

ア「頑張ってんね、いいんじゃない?今のとか
見てて俺も恋したくなったかも(笑)」

そう言って帰っていった。

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田中ァァァ - やっぱり好きです。めちゃくちゃ応援してます。(土下座) (2021年10月24日 20時) (レス) @page35 id: 5fbe9c0a9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月 | 作成日時:2021年9月25日 23時

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