プライドなんて、

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ア「化学やる人〜」


ロ「あ、やるわ」


「じゃ、私もやる」



ア「皆化学やるじゃん(笑)」



「……今回だけは本当に100点取りたい」


ロ「俺100点とか夢のまた夢なんだが」


「いや、意外とここの範囲基礎だから
平均70点超える気がする、

多分、頑張ればいけるんじゃないかな
ほら、計算とか」


ロ「出される問題の範囲狭いのが救いよな」



「うん、それすごい分かるよ、
このまえの期末ほんとにだめだったもん」


ア「とか言いつつ12位なのに？」


「アクシアくん？」


ア「……ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ」


ロ「ふはっ、仲いいのな、ほんと」


「……そうかな…？」


ア「え、仲いいんじゃないの？俺悲しい」


「急にあざとさ発揮しないでよ」


ロ「アクシアにAめちゃめちゃ辛辣やん」


「………気のせいだよ、きっと。(笑)」


ロ「お、笑ってくれた、嬉し…」


「え、まぁ、面白いしすごい笑顔になるよね」



ロ「……俺らといるの楽しい？」


「うん、楽しいよ」


ロ「…そっか、」



どうしたんだろ、急に。
ローレンの表情がすこし暗いように見える。
気のせい…かな、なんだろ…？



ア「あーーーーっ、俺飲み物買ってくる！
冷蔵庫に飲み物何もなかったんだけど、
え？嘘でしょ
あーー、やっぱりないな…」


ロ「ま？？
俺も一緒行こうか？」


ア「いやそしたらAちゃんも一人で
残すことになっちゃうでしょ、？
てかもうそれいつも家でゲームやってる時の
感覚じゃんか(笑)」


ロ「たしかし」




ア「んじゃ、俺行ってくるから何欲しい？」



ロ「俺、モンスター緑」

…、あれ、モンスター緑って大人の人が
飲むやつじゃないの？
あの…リボDの類いだよね？


ア「高いの要求しないでよ……いいけどさ。
涼ちゃんは何がいい？」

あ、普通にモンスター、買ってきて
いいんですか……ちょっと驚き。


「うーん、ならジャスミンティーにしようかな」


ア「おっけ、んじゃ、いってきまーす！」


「「いってら(っしゃい)」」

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