プライドなんて、

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よし、これで大丈夫だな。



ア「あ、ローレン、もうそろそろ
家帰らないといけない時間なんじゃない？」


「え、まじで？」


時計をみれば時刻はもう18:00


……やっべ、ほんとだ、
これ走んないとだめかもしれない。
混んでるところに行きたくないからなぁ…



「ほんとだ、帰っか……、
アクシア、今日ありがとな、楽しかった。」



ア「いや、こっちも楽しかったしいいよ。
んじゃ、また明日ね、ローレン」



「おー、またな明日！」



そう言って、
俺はアクシアの家の扉を閉め、

その日は帰ったんだ。


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sideアクシア

いやぁ……

実は俺、ローレンが俺のスマホを
弄るところも見てたけどね。

ドアのとこから。
やっと少しずつ嫉妬してきたのかな。

俺のこと見たときすげー顔してたもん。

ローレンの何かを動かせればいいな程度に考えて、
わざとAちゃんからLINeが来る時間まで
計算して作ったこの策だけど……
意外とうまく行ったのかもしれん。



両片想いねぇ、ほんと、
挟まれる俺の気持ちにもなって欲しいわ。
楽しいのに代わりはないんだけどね(笑)



……早くくっつかないかなぁ………
もどかしいしじれったいんだよねすごく。

二人して熱視線送り合うし。
みつめあうし。もうね。


とりあえず、はよくっつけ。


そう思えるのは……まあ、両片想いを知ってる
俺だけなんだろうけども。
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