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目を見開いた俺に、どうぞとAの部屋まで案内するその人。
リン、と胸元に入れていたお守りの鈴がなった時、その人は足を止め俺を見た。
「・・・それ。そう、貴方が・・・。そう・・・」
一人、勝手に納得したように瞳を潤ませ
母親だろうその人は俺をそいつの部屋に残した。
デケェ屋敷の割に、生活感のない部屋。
人が住むためだけの部屋。
トランプだってねぇし、雑誌だってねぇ。
そうかお前、こんなとこにいたのか。
机や、ベッドの端に積もった埃をすくった。
一か月前、死ぬと分かって、俺から離れたのか。
死ぬと悟って、勝手に逃げたのか。
机の上に置いてある箱に目が止まり
開けようとするも、それはなかなか開かなくて。
よく見ると、4桁の数字を入れる鍵が着いていた。
なんだこれ、俺おめぇの誕生日なんて知らねぇぞって
それだけ考えて、なんとなく、自分の誕生日を入れた。
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あい(プロフ) - さざんかさん» コメントありがとうございます!涙まで流していただいて、本当に嬉しいです!銀さんらしさを表現したかったので、そう言っていただけて嬉しいです!こちらこそ、ありがとうございます! (2022年1月22日 10時) (レス) @page34 id: ac72e0904e (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 素敵な物語ありがとうございます……嘘なしで、本当に涙が出ました…悲しいお話だけど、その時は銀さんもそうあるだろうなと思えて、余計に切なくなりました…;;本当に綺麗なお話をどうもありがとう…! (2022年1月22日 0時) (レス) @page34 id: 9998abd463 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - パエリヤさんさん» コメントありがとうございます!好きな作品になれて良かったです!これからもぜひよろしくお願いします! (2021年11月30日 20時) (レス) @page34 id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
パエリヤさん - せっっっっつな!!!やばいです!すごく好きです!!これからも素晴らしい作品お願いします! (2021年11月30日 16時) (レス) @page34 id: 13643cda24 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - マヨネーズライダーさん» コメントありがとうございます!涙も!これからもよろしくお願いします! (2021年11月15日 7時) (レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2021年11月14日 16時