男装少女とぶりっ子ちゃん【青城】 (ページ41)

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主将会議夢主side ページ41

富良野(主)「えーと…あ、あった。この部屋でいいんだよな…」

しかし入りづらいな
とりあえず中の状況を把握して、丁度いいタイミングで入ろう

そう思って、ドアに耳を近づけた

木兎「だぁー！！また負けたー！！」

黒尾「お前何回目だよ‪w」

及川「木兎くん顔に出過ぎてて分かりやすいよ」

緋磨志「なぁもう終わろうぜ」

澤村「そうだ。もう少しで就寝時間だぞ」

木兎、黒尾、及川「「「いやでーーす」」」

……何やってんだ

最初と最後の３人は子供か

…黒尾の発言からするとこれは勝敗の着くもので、

及川のからは"木兎だと顔に出過ぎてて分かりやすい"もの

………顔に出過ぎると分かりやすい勝敗の着くゲームっつったらババ抜きだよな

定番だし

え、何？主将会議でババ抜きなんかしてんの？

なんでだよ…

てか牛島はどうした

…仕方ない

これ以上放っといても緋磨志と澤村が可哀想だしな

…てことで、ドアを開けた

ｶﾞﾁｬｯ

黒尾「ん？あぁ、富良野か！もう平気なのか？ならお前もやろうぜババ抜き！」

富良野(主)「平気だけどやんないよ。なんで主将会議ってのにババ抜きなんかしてんの」

牛島なんて、途中で飽きたのか端の方でぐっすり眠ってるし

及川「いや～意外と話すことなくてさ、早めに終わったから遊んでたんだよ☆」

澤村「メンバーも珍しかったから少しくらいならって思ってたんだけどな。まさかここまで続くとは…」

よくこいつらと居て頭のネジ外れなかったな
それだけで凄いわ

富良野(主)「お疲れ様。ほらお前ら皆、さっさと部屋戻れ。でなきゃ今度から絶対練習試合してやんない」

なんて適当に言ってみれば既にそれは残像だったので少し驚いた

残ったのはまともな緋磨志と澤村、そして寝ている牛島

富良野(主)「大変だったな。ちなみに何回位やってたの？」

澤村「木兎が意外と負けず嫌いだったのか、バレーと違って負ける度にもう１回をやらされたから…」

緋磨志「ざっと１２回位だな」

ババ抜きで１２回やるとか聞いたことないんですけど
よく飽きないな…

超どんまい
そして起きろ牛島

富良野(主)「なるほどな。もうかなり疲れてるだろ、先行ってていいよ２人とも。あとは俺がどうにかしとくから」

澤村「そうか、悪いな。流石にキツかったから遠慮も出来ん…」

遠慮とか考えるあたりホントに常識人だなぁ

ﾊﾞﾀﾝｯ

さて、２人も出てった事だし

富良野(主)「はよ起きろ牛島」