番外編 出発日、朝。一ノ瀬家の様子。 ページ36
ー週末ー
着替え、コスメ、お風呂道具、宿題とかがスーツケース。
スマホと財布、あと薬がボディバック。良し!
今日いよいよ出発日。
朝4時に迎えが来る。
3:30「お兄!起きて!」
「ん、やだ」
「やだじゃない起きる」
「あとさんじゅっぷん」
「もう相川家の子になろうかな」
「ダメ」
「なら起きて」
「はい…」
毎朝の恒例行事をこなす。言い慣れすぎて、もはや寝ぼけてても言えるレベル。
「あと三十分で、迎え来るからね?」
「うわっまじか。シャワー浴びてくる」
「行ってらっしゃい」
お兄がシャワーへ行ったところで、私は暇になった。
あっ、そうだ!お絵描きしよう。
今は急ぎの仕事依頼も無いので好きな絵を。何にしようかな。
お兄のにしよう!海中の月を掬うでMV作ろ。
動画か、久しぶりだな。お兄には黙ってやって誕生日プレゼントにしよう!!
私は時間を忘れ構想をねり始めた。
「Aそろそろ行くよ?」
「はーい」
お兄の声で現実復帰を果たし、見られないようにタブを閉じる。
荷物を持って、玄関へ行くとすでにお兄がいた。
締まったジーンズに楽なカットTシャツ&キャップ。
「お、来た。荷物多くない?」
と言いつつスーツケースを持ってくれる。
やばい、私のお兄(推し)イケメン過ぎない?
駐車場へ行くと、ミニバンに乗った天月さんが待っていた。
「あっきたきた!どうぞー後ろ乗って」
「お願いします!」
車に乗ると、既に相川兄弟と楓が乗っていた。
天月さんの運転で、車はあっという間に岐阜県へ。
高速を下り30分程、スキー場を改造したキャンプ場に到着!
そこには既に、車が3台。
「お!久しぶり!あ、俺らの事覚えてる?」
そう言って、手を振るのは、毛先だけ紫色の志麻さん。
「はい!もちろん!」
元気よく答える葵の横で、私も首を縦に振る。
「良かった!他の人はもう来とるみたいですし中入りましょ?」
コテージの中は、ログハウス風でどの家具も釘やネジが見当たらない。木の暖かさが感じられる、居心地のいい空間だった。
「お、来たね。とりあえず、はじめましての人もいるし、自己紹介からしようか」
ソファーに座っていた眼鏡の人がそう言った。
番外編!全然進んで無い!→←番外編!順位ありがとうございます!!!
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2021年2月11日 3時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
りおな - 読みづらいのを解消するには…一行とか二行とかマスを開けたらいいよ! (2020年3月9日 18時) (レス) id: fd98254018 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - (名前の)になってます。そして、読みづらいです (2020年3月9日 18時) (レス) id: fb07734dbe (このIDを非表示/違反報告)
青(プロフ) - 登場人物紹介の志麻さんの字違いますよ!w (2019年11月1日 22時) (レス) id: 38755f3eb5 (このIDを非表示/違反報告)
まろまろ - 面白いです!!これからも頑張ってください!! (2019年6月14日 20時) (レス) id: b9e42e7531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鯉月 | 作成日時:2019年5月19日 12時