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ジャンside
下を向いたA。
顔は見えないけど、溢れるように涙が出てる。
そんなAを支える洸希と彪馬。
あんな嬉しそうに笑ってた弟たちも、顔色が暗い。
今日、急遽彪馬から連絡があって、皆練習室に集められた。
いったいどうして？
ジャン｢…何があった？｣
彪馬｢……。｣
黙ったままの彪馬。
何から話したらいいかわかんない顔してる。
毅｢お前ら何したんだよ！｣
明らかに苛立ってる毅。
Aが顔をあげた。
A｢彪馬と洸希はなにもわるくないの。全部私が悪くて。｣
Aの声は震えてた。
どうした？何があった？
俺が受け止めてやるから、全部話してみな？
その一言が、勇気がないせいで伝えられない。
A｢…ちょっと長くなるけどいいかな？｣
彪馬｢…無理しないで？｣
A｢うん、大丈夫だよ。……二人にはプレゼント貰ったり、色々見たりしてすごく楽しませてもらったの。だから、お返ししようと思ってタピオカ買おうと思って並んでたら、すごく会いたくない人に会っちゃって…｣
玲於｢お前らは一緒にいたんじゃないのか？｣
玲於が洸希と彪馬を見て言う。
A｢二人を立たせてるのは申し訳なくて。ベンチにいてもらった。｣
楽｢その会いたくない人って聞いたら…ダメかな？｣
A｢私が、昔……付き合ってた人。｣
元カレってことか……でもなんでAが泣く必要ある？
A｢昔、その人から告白されて付き合ったんだけど、だんだんそっけなくなって可笑しいなって思ってたら、他の子と遊び出してたみたいで。｣
ここまで聞いただけで、まずそいつは最低だ。
A｢私自身も嫌になるでしょ？だから私達付き合ってないの？って言ったら、逆ギレされて、『めんどくせぇ女』とか、言い出すようになって、私から別れようって言ったの。｣
うん、そんな奴別れるべきだ。
A｢そこまでならまだいいんだけど。その人は私が別れようって言ったのが気にくわなかったのか、私の変な噂を友達に言い回したり、その人の友達に私を紹介したのか帰り道付きまとわれたり。変な嫌がらせで友達も出来なくなって、一人になっちゃって。｣
Aにそんな過去があったなんて…いつも笑ってるAからは想像出来なかった。
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メリ - しろさん» 教えて頂き、ありがとうございます！これからも更新頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします！ (2019年8月19日 23時) (
レス) id: 1f8d43296a (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 組み合わせのところの和哉くんの漢字が間違っておりました。確認をお願いします。作者様の作品を読んでこれからどんなストーリーになっていくのか楽しみです！応援しています(^^) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 30f36c0093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリ | 作者ホームページ：http://gyonn.exo /nobel
作成日時：2019年8月17日 21時
